Title: 元旦。
日本酒をひっかけながら、今日届いた年賀状を見る。
つべこべいいながらこうやってみんなの年賀状を見ている時間が好きだ。
年賀状っていい習慣だなと思う。
しがらみって片付けてしまえばそれまでだけど、こういう日本の風習は本当によくできてると思う。1年の内で、お中元やお歳暮や年賀状とか、誰かの顔を思い浮かべて想いを馳せる時間があるというのは大事なことだと思う。
そういうめんどくさいしがらみとか、おせっかいとか、めんどくささとか、優しさの押し売りとか、そういうの全部好きだ。
時々ものすごいうっとおしいし、ほっといてくれとか思うけど、でもそれでも好きだ。
そういうのがなくなったら寂しいと思う。
あけましておめでとうございます。
今年もこうやってあけていくのです。
今日お参りに来た人と、一休さんの話をしていて「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」ですねと言ったら、そのじいさんは「まあでも極楽へ一歩近づくわけですから、なまんだぶなまんだぶ」と言って高笑いした。
あのじいさん妙好人の域だな。
POSTED @ 2011.01.01 |
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