Title: 経営っていうのは。
経営と言う仕事は。
今何を1番最優先にするべきかを選択する仕事だと思う。
時にそれが現場の人間のモチベーションを下げたとしても、そのことを反省することで中間管理職の意識かがわるならそれはわかっていてもあえてつきすすまなければならないときもある。
逆に中間管理職のモチベーションを下げたとしても、現場の人間の志気を高めるため現場の意見を優先しなければならないときもある。
ときに働く全職員の意志に反したとしても数字をとらなきゃならないときもある。
100%相手が悪くてもお客さんの意見をきかなければならないときもある。
逆に例えそのお客さんを失ってでも自分たちのやってることに胸をはらなければならないときもある。
いま目の前におきたクレームや問題点。
もちろん職員内での不満。
そういうものが表面化したときにはじめて経営者の手腕が問われるんだと思う。
今目の前におきた事実を使って何を学ぶか。学ばせるか。
その時にいま一番この現場で欠けているものはなんだろう。このクレームや不満を使ってそこを補えるような処理をする。
それに必要なのは欠けているところに気づく能力。それを補えるような方法をたくさん持っておく能力。
これが経営者に必要な思考と能力だと思う。
会社や幼稚園の成長をとるのか。現場の人間の成長をとるのか。管理職の成長をとるのか。お客様をとるのか。
いづれを選んでも正解にも不正解にもなる。
だから最後は自分の気持ち。信念を信じるしかない。
その時に信じられる自分を作ることも経営者としての仕事だと思う。
そしていろんな根回しをして判断をして、例えいい方向に向かったとしても、それに気づかれずに、それぞれが自分が成長した。自分で気がついた。と思わせられるのが最高の経営者なんじゃないかと思う。
自分なんてまだまだ経営の「け」の字も見えてないと思うし。これから更に色んな引き出しと視野が増えて考え方にも幅が出るんだと思うけど。
でもいま思うに。ほんと経営って一言でいうけどこんなに割が合わなくてしんどいのに評価されない仕事ってないなと思う。時にものすごく孤独だしね。
ただその分自分の能力がもろに試されてる気がしてそういうのは嫌いじゃないし、そういう精神状態はほかの仕事では得られないと思うし、そこで得られるものはものすごく大きい。
POSTED @ 2007.06.24 |
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