• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: でっかい熊か何かであってもそうだね

たとえば。自分の友達がいる。

なんでそいつと友達か考えたときに。

自分にとって、なにかしてくれるから友達なわけでない。

もっといえば、真面目だから友達なのでなければ、話があうから友達なわけでもないし、なんかくれるから友達なわけでもない。

じゃあなんでだかといわれれば。

全部が当てはまるのかもしれないし、なににも当てはまらないのかもしれないし、ちょっとだけ当てはまるのかもしれないし。明確な理由なんてない。

ということは、これをしたら友達とか、友達ならこうだろうとか、そもそも、友達なんてものはただの言葉であって、そこにあるのは人と人のつながりの1つの形でしかない。

同じつながりは、二つとない。

それをなんとなく友達というくくりにして、その中で最大公約数を探り、思考の幅を狭めてるだけなんだろうと思う。

それが彼女だろうと嫁だろうと、親だろうと先輩だろうと後輩だろうと。

自分とその人の間にあるものは、自分とその人の間にしかないものなのに。つまらない言葉で価値観や感情まで左右せらるるのは。

つまんない気がする。

そんなこと考えてたら。

バガボンド31巻の中でのくだりで、伊東一刀斎が、天下無双は、わしかお前のどちらかだと思うのだが、と石舟斎に問い、石舟斎の首に刀を突き付けて、

「戦えばワシが勝つ。あんたはワシに斬られる」

という。

そこで石舟斎の言った台詞。

「でっかい熊か何かであってもそうだね」

この感覚に近いものかもしれないと思った。


POSTED @ 2009.09.25 | Comment (1) | Trackback (0)

難しいこと考えられているのですね!
一生付き合える人が友達ですね!

バカボンドって面白いのですか?今度貸してください・・・

Posted by: 大正 @ 2009年09月25日 19:48

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。