Title: あの頃。
少し肌寒くなった帰り道。
薄暗い裏路地の外灯の下のしたを歩いてたらなんとなく昔のことを思い出した。
あの頃は。
自分の中にあるどこにも向けようのない気持ちがなんなのかもわからなかったし。それをどうすればいいのかわかってなかったんだと思う。湧いてくる気持ちにただ気持ちや感情を垂れ流しにして。
意味なんてそっちのけだった。
でも抱えきれないくらい流れ込んでくるすべての事に本気だったんだと思う。
あいまいでおぼろげなものをたくさん抱えて危ういのに。
とにかく自分を大きく見せたかった。自分の力を誇示してたし過信もしてた。
いま自分の中あるものの基盤はぜんぶあの頃につくられてて。この道を通ってきたからこそここにつながってるんだと思う。
やり直したい過去は1秒だってない。
今の自分にはやり方も方法もわかる。
自分がどこへいきたいかも。
次にどこへ足をだしたらいいかも。
こうやって昔の自分にみえないことがみえるようになる。
きっとあの頃のあの人に見えなかったものもいまの自分には見えてると思う。
すこしづつでもいい。
着実にまえにでたい。
たかめたい。
もっと先にいきたい。
POSTED @ 2007.08.30 |
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