Title: かりゆし。
こないだ、ひょんなことから仕事で「かりゆし58」に会う機会があった。
みんなは知らないといっていたが、「電照菊」を初めて聞いた時にすげぇいいなと思って、それから車の中のヘビーローテーションだったので、今回会えて生歌まで聞かせてもらって感動してテンションあがった。
やっぱ歌にはパワーがあるな。
かりゆし58のボーカルの前川さんがこう言っていた。
ある人が、使命というのは命を使うことだと言っていました。
命を削ってでもなにかをしたいと思うことはすごいと思います。
そういうものに出会えることは素晴らしいと思います。
と。
金八先生じゃあないが、漢字の成り立ちからその意義を再確認して、腑に落ちるということはよくある。なんか妙に、命を使って自分はなにをしたいんだっけとか帰り道で悶々と考えた。
今の自分は悶々と考えても、もう昔みたいに路地にはまりこんだり、右往左往したりすることもなくて、自分の中ではっきりと答えは出ていて、自分が命を削ってでもやりたいことも、行きたいところも見えていて、あとはそこに着実に足を出して、今をしっかり生きることだけなんだと思う。
もう誰も追わないし、追いつかれてもいい、着実に自分のペースで着実に歩をすすめるだけなのに。ここまできたら、一歩をだすのがこんなに重くて、なんか流れるプールの中を逆走して歩くみたいだ。
その流れにもどかしさを感じつつも、歩むということはそういうことなのかとも思いながら、もしかしたら、そのもどかしさを執着と呼ぶのかもしれないと思った。
POSTED @ 2010.06.07 |
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