Title: EAST WEST SIDE STORY
夏がきたみたいだ。
ふと気を抜いたら、蝉の声がきこえてきて、入道雲がでていた。
唐突にブルーハーツが飛び込んできて、脳みそがぐらりとなって、
境界があいまいになりそうな電話をして、
どこまでも自分を許せそうな気になって、
ラーメンを片手に明太子ご飯を食べていたら、
ああ、夏がきたんだと思った。
蝉の声と、入道雲とせかいのまん中にわくわくしたら、
なんか、もしかしたら、いつだって、それがそこにあるから、わくわくするのではなく、わくわくしているときに、いつだってそれがそこにあったのかもしれないと思って、
いつだって先にあったのは、わくわくのほうだったのだと思った。
そんな大事なことを想いださせてくれたのは、初めて自分の限界を知った旅の記憶だった。
POSTED @ 2010.07.17 |
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