• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 列車事故について


今回の列車事故について言いたいことはたくさんある。
そのなかで特に印象に残ったのが

救助隊員よりもはやく現場に駆けつけ救助活動にあたった町工場の作業員の人。
けが人をトラックで運びつづけた運送業者の人。
道路交通法を無視してそれを先導しつづけた白バイ隊員。

さすが震災を体験した街だ。

事故を起こすのも人間。それを救うのも人間。

運命というものを信じる訳じゃないけど、事故に遭う人、起こす人、それを救う人
それぞれの命運を分けるものなんてほんとに紙一重なんじゃないかと思う。

運転手について

23歳で毎日秒刻みのスケジュールをこなし、
一秒のミスをすれば減俸処分に制裁処分。

おれでもあの日運転席にいたらスピードをだしていたかもしれない・・・

運転手になるのは大変なことだと聞く。
そういう意味じゃ彼は優秀だったと思うし。
ブレーキを握りしめて亡くなっていたという話を聞き
彼の心情が痛いほど伝わってきた。

一人息子を亡くした遺族の一人が

私もつらいです・・・・
でも運転手の親御さんの気持ちを思うと
さぞつらいでしょう・・・

と言っていた。

すごいことをいう人だと思った。
すごいことを感じる人だと思った。

重大事故や大きな災害が起きると
人間というものがむき出しになる
人の心がむき出しになる。

そういう状況に自分が直面したときに
むきだしになった自分は一体どういう行動をするんだろう。

あらためて考えさせられた。

POSTED @ 2005.05.01 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。