Title: よんじゅうはち。
自分の中にあるものを、しっかりと見つめられないうちは、自分の手の外にあるものはなにもわからないと思う。
自分に目を向けないで、誰かに目を向けるのは、欺瞞であり、逃げであり妄想だと思う。
すべての理由はそのまま自分の中にあるものの鏡映しみたいなもんだ。
自分の一挙手一投足に、意識することで、、ここに自分の立っていることの意義や、自分が一息をつくことの奇跡的な事実をうきぼりにできるんだろうと思う。
自分が見えなければ、感謝もできない。誰かを想いやることも、惟ることも。
自分を見つめることが、相手をみつめることであり、過去でもあり未来でもあり、すべてにつながっているんだと思う。
自分には、自分の目でしか世界を見ることはできないし。自分の世界でしか、物事をとらえることができない。だからさがしもののほとんどは、ここにあるんだと思う。
色も形も匂いも、心も、世界を生みだしてるのは全部自分なんだし。
そしてすべての人が、それぞれにしかとらえることのできない世界だからこそ、質問に答えもない。
すべては正解で、すべては不正解だと思う。
それでいいんだと思う。
諦観ともちがう。
ただ、これがまぎれもない事実なんだと思う。
POSTED @ 2010.02.20 |
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