• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 頭には7ですよ。


お歳暮という制度はすごく好きで、送る先の人のことを想い浮かべながら、お世話になっている人に、なにかを送るってなんて素敵な制度だろうと思う。

だから、ほんというとカタログとか嫌。なんで相手を想うことを省いちゃったんだろう、本末転倒だ、そんなのお歳暮じゃないじゃん。とか思う。

日本のそういういい風習はちゃんと合理化せずに残してくれないと、そこに込められた意味も見えなくなっちゃう。

それといつもお歳暮になると思うんだ。

最近の居酒屋というのは、決められたマニュアルに沿っていて、対応や挨拶までマニュアルで決められていて、もちろん、お酒の持ち込みや、食材の持ち込みなんてどこでも断られるけど。

でも。

いい魚もらったんだ。これで一杯やりたんだ。これで肴つくってよ、それとそれにあう酒ね、とか。

お歳暮で、いい酒貰ったんだ。これ飲みたいから、これにあう肴つくってよ。いまの旬の魚はなんかはいってる?みたいな幅があってもいいのにと思う。

でもなんでそれができないかといえば、そういうことをすると、加減のしらない人とか、分限をわきまえない人が、あいつはできて、なんでおれにはできないんだとか、これを捌くのになんでそんなにお金がかかるんだとか、そういう曖昧な部分を許さない人に対応ができないからなんだろうに。

あくせくしないで、相手を十分に満足させてその対価をある程度、自分で判断しながら、内訳の書いてない会計出してくる店と、それを信頼する客でなりたつ店というのは、いまはもうほとんどないんだろうな。

そういうのらりくらりとした空気をもった店がもっとあったらいいのに。

ないならいつか自分がつくってやる。

まぁなにか言いたいかって。

うちでは毎年送られてくるお歳暮のお肉に群がってくる人たちがいるけど、そういうつながりが自分は好きだし、送った先で、そういうつながりを生めるような、お歳暮って素敵だなと思う。

って話で。

そんな日本の心意気が、最近すごく暖かいなって感じる。

って話で。

いつかそんな日本の心意気を忘れない場所を創れたらいいなって話。

POSTED @ 2009.12.09 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。