Title: きゃらべん。
最近キャラ弁というのがあるんです。それがお弁当の主流になりつつあるんですよ。
キャラ弁とは、キャラクター弁当のことで、ようは、子どもが喜ぶように、ご飯やおかずでいろんなキャラクターの顔を描いたお弁当のこと。
流行ってるいうか、そういうのは昔からあるんだろうけど、最近のキャラ弁というのはすごすぎる。アンパンマンやポケモンや子どもたちの人気キャラクターをそうとう手を込んで作ってあるわけです。
キャラ弁で検索すれば、すぐにそんな画像もみつかるでしょう。幼稚園の子どもで、たまにお母さんに、拍手を送りたくなるくらいのお弁当があるんだけど。
でも正直個人的にはそれに疑問を投げかけたいわけです。
そりゃ子どもは嬉しいし楽しいよ。
でもね。
食べ物はおもちゃじゃないんですよ。お米はお米、お肉はお肉、魚は魚。ちゃんとそうやって意識していただいたほうがいいんじゃないでしょうかね。
「いただきます」はアンパンマンにいうもんじゃないですよ。
アンパンマンにしてしまったら、それが魚でも、肉でも、野菜でも、わかんないし、なにで出来てるか見えにくくなっちゃうし。
食べるときはちゃんと食べ物に意識を向けたほうがいいんじゃないかと思うわけです。
うちお寺ですので、これでもいろいろ小うるさく育てられてるわけです。とくに食べ物に関しては、だもんでお皿の上で海苔で顔なんて作って遊んでたら。
「たべもので遊ぶんじゃない!」とよく怒られたもんです。
なんでい!うるさいなぁと思ってたけど、今になればそれにはちゃんと意味があったと思うし、それは本当によかったと思う。
子どもたちにはそういうのをちゃんと伝えていきたいなと思うし、それをちゃんと形にしていける力をもっとつけないといけないなと思いました。
キャラ弁ね・・・これは大きな教育的課題ですよ。
POSTED @ 2009.08.14 |
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