• PHOTO最終更新日2010年10月11日



follow me


Title: 免許更新の旅


1月9日で誕生日を迎えまして25歳になりました。
いやぁ~年取ったなぁなんてのんきにしてて
ふと気づけば免許がきれてる・・・

そういや前の更新の時も免許が切れてるのに
気づいたのは誕生日の一週間後でてんやわんやの大騒ぎ。
しかし!今年からは誕生日を過ぎても一ヶ月は有効になったそうで、
安心して更新へ行くことに、しかも便利なことに
家の近所の神田の免許センターで更新ができるというので
さっそく朝一でいってちゃっちゃっとすまそう。
のんびりと家を出たんだけどこれが事件の始まりだった。

家の近所だと思い寒いなぁって思いながらも
Tシャツにトレーナーと無謀とも言える出で立ちで
コートを羽織りマフラーまで巻いてるサラリーマンやOLを尻目に
さっそうと歩くこと20分ほど、神田免許センターに到着。
しかし、いつ来ても警察署ってのはいい気持ちがしない
悪いコトしてなくてもなんかどきどきするよね。
まぁすぐにここともおさらばだ、
さっさと終わらせてゆっくりサブウェイでも食おう。
やっぱケイジャンチキンだな・・
なんてこと考えながら、窓口のおばちゃんに

「免許の更新したいんですが」

するとあたりのいいおばちゃんが丁寧に

「二階に上がってください」とにこやかに返す。

そのまま2階に上がると広いカウンターの向こうに
仏頂面のおっさんが目線だけこちらに向けて

「更新ならどうぞ」

ぶっきらぼうというか警察特有というか
あまり気持ちのいい物腰じゃないのだが

ここはアウェイ・・・

「あっはい・おねがいします。」

半オクターブ高い声で返事してやった。

「じゃ免許だして」

「はい」

おもむろに俺の免許を機械に通すと
おれの写真の入った紙が機械から出てくる。

それをおっさんパソコンに取り込む。

すると

「はいいいですよ。これもって奥の部屋に進んでください。」

「はい」

おれはその書類を持って
軽やかにその場を立ち去ろうとする。
そして背中を向けた瞬間にうしろからおっさん

「あれ。まてよ。こりゃだめだ。」

「え」

「こりゃ違反してるじゃないか、違反者講習だ。」

「違反者講習ってなんですか?」

「違反者講習って違反者講習でしょうが」

「はぁ・・・・」

わかんないから聞いてるんだけどね・・・

「とにかくここじゃできないから、江東免許試験場に行ってくれるかな」

「え・・江東試験場・・・それはどこですかねぇ」

「知らないの?」

知らないから聞いてるんだけどね・・・

「はぁ・・・・」

まったくこの横柄なおっさんは
ことごとくおれの質問に絡んでくる・・・
まぁ押さえて押さえて

「ここに地図あるから・・ここね。大手町の駅から東陽町でおりて」

「はぁ・・・・あの大手町の駅はどっちでしょう。」

「ここでてずっと左だからいけばすぐわかるから」

「はぁどうも」

なにか引っかかったまま
おれは神田の免許センターを後にして一路
江東免許試験場へ向かうこととなった・・・・

POSTED @ 2005.01.15 | Comment (0) | Trackback (0)

コメントを書く。


  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。