Title: 精神的冬眠
朝の冷え込みが厳しくなると布団から出るのがつらい。寒いのはやっぱつらい。
何度もいうけど四季の中でおれが一番好きなのは夏。
でも冬もなかなか悪くはない。
夏の自分と冬の自分はホントに両極端だと思う。
夏の考えるまえに行動に移せちゃう気候に対して冬は寒くてすぐに行動に移せない分いろんなことを煮詰めて考えられる。
夏はいても立ってもいらんなくて家でじっとしてるなんてできないけど冬はすごく自分の時間が大切になる。おれにとって夏が実体験で経験値を積む時期なら、冬は思考して経験値を積む時期だ。
単純に外に出るのがおっくうだから本をよんだり、映画を見たり、なにか新しいことを企画したりして過ごす時間が多くなって必然的に頭を使う時間がふえるからだと思う。
それと無意識に夏に遊びすぎた自分のバランスをとるために極端に自分の時間を持とうとしてるんだと思う。
でも家で好きな音楽聞きながら本を読んだり映画を見たり、外にでても家の近所を散歩するくらいで軽い引きこもりのような生活がすごく心地よいんだけど、そういう日が続いてふと気づくと会話に飢えてる自分がいる。
ほんと夏と正反対。夏にはふと気づくと人疲れして一日じゅう誰とも話したくないなって思う日があるのに対して、冬は一日中だれかと他愛もない会話をしてたいと思う日がある。
いま思えば恋愛に関してもきっと同じで、夏の恋愛と冬の恋愛では両極端にカタチが違うと思う。
夏はもうとりあえず会いにいっちゃえって勢いのままながれのまま多少の無茶をしてもつっぱしれるし、朝まで遊んでたって平気だけど、なんか冬の恋愛は思考が先行してるし流れにまかせてつっぱしることはまずない。すごく冷静に先も考えられる。
外の空気が頭を冷やすのか冬にはいろんなことにたいしてすごく冷静で客観的な自分がいる。
じっと黙ってぐっと押さえて黙々とこの時期スゴして、暖かくなるとまたむくむくと起き出す。
これ。あるいみ精神的冬眠だな。
POSTED @ 2005.10.29 |
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