• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 裁判傍聴

今日はなかなか考えさせられた日
朝から昨日作った書類を提出しにいって
仕事は終了
それから
東京地裁に裁判の傍聴に行った
詐欺事件の裁判
検事と裁判官の勢いにうつむいていた被告人に
先生に怒られてた自分がかぶった
おもわず立ち上がっておれが謝ろうかと思った

被告は生まれてすぐに養子に出されて
養父母に育てられるが幼少の時に離婚
養母引き取られるが
その後養母が病死

天涯孤独とはまさにこのこと

定職について働いていたが
その会社が倒産

そこに現れた交際相手と同棲を始めるが
彼女名義のカードを無断で使い
逃げる
その後
罪を感じ自首

いままでにも
窃盗などで
前科のある男だったけど
どこか憎めない感じがした

でもまた同じ事を繰り返してしまいそうな
弱さも感じた

傍聴席には被害者の女の人も来ていた

検事は手慣れたもんで
初めての無断カード使用を訴える被告に
過去にやったことのある疑いもある
計画性も認められるため
情状酌量の余地なしと
一言

検事が話してるときは確かにこりゃどうしょもないなって思ったし
弁護士が話してるときはこいつもかわいそうだなって思うし

俺は裁判官にはなれないと実感した

でも
生い立ちや社会背景が
この罪を作ったような気がした
俺が同じ境遇だったら
同じ事をしてたかもしれない

判決が気になる

POSTED @ 2003.04.22 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。