• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 松尾芭蕉のすすめ


閑かさや岩にしみいる蝉の声
夏草や兵どもが夢のあと
旅に病んで夢は枯れ野を駆けめぐる
古池や蛙飛びこむ水の音

知っての通り松尾芭蕉の句

この上の句は本当にすごいと思う。
一句一句すべてに情景が浮かぶ。

たかだか10数文字の活字で
完璧に情景を浮かべることができる

とくに「閑かさや岩にしみいる蝉の声」

は思いっきり夏を感じることができるのですごく好きな一句。

密かにいつか奥の細道を旅してみたいと思ってる。
中でも上の句が詠まれたところは
是非この目で見てみたいと思ってる。

そんな松尾芭蕉の句に対して
おもしろい本があった。

古池に蛙は飛び込んだのか?

という本だ。

つまり松尾芭蕉はリアルに目の前で
蛙が古池に飛び込むのを見てこの句を詠んだのか。

それとも蛙が飛び込む音を聞いて
心の中に古池に飛び込むイメージを作り出したのだろうか。
というものだ。

こういう推察はすごく興味深い。

吉田兼好と松尾芭蕉は
密かにバイブルです。

POSTED @ 2005.07.25 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。