Title: 付箋
理屈と理論だけでなんとかなるのは20代までだなと思う。
ちょこっと本でも読んで、知識でもつけて、いっぱしの口をたたけるようになっただけでは、通用しなくなるのが30代なんだろうと思う。どんなにえらそうな肩書があって、どんなにえらそうに見えても、通用する人とそうじゃない人に差が開きはじめるのは、ちょうど30代からなんだろうと思う。口だけのやつが、寡黙な努力家に抜かれていく時期なんだろうと思う。
こっからさきは、経験と実践と、リアルに、こいつはなにができるのか。それはその人でなければできないことなのか。そういうことを判断されるし、できなければ、だれもなんにも言ってくれずにほっとかれて、差が開いていくだけなんだろうと思う。
学生のころや、20代前半なら、まだまだなんだかんだと、声をかけてくれる人がいて、若いからで許されるけど、だんだんと、期待にこたえられなければ、もう声がかからないという年になったなと思う。
きびしいなぁ。と思いつつも、そういう次のステップにわくわくするし、むしろそういうところで自分を試せることに感謝したい。
なんでこんなことをいうかって、最近自分の周りのみなさんが、いつのまにか、話すことや書くことがぐぐぐっとレベルアップしてたり、いままで、なんてことないと思ってたやつに、スカッと足元すくわれたり、妙に納得させられたり、いままで口だけでなんとかやり過ごしてきた自分に、悲しくもなり、深く反省しつつ、それに見合う能力をみにつけなきゃやばいなこりゃ・・・と思ったわけですよ。それに口だけで渡り歩いてきた自分が、じゃお願いします!と渡されるものもだんだん重くなってきて、そろそろ底上げしていかないと追いつかないぜと思うわけです。自分へ警鐘です。
ちょっとなりふり構ってる場合でもないので、とりいそぎ目の前の課題を必死に片付けていかなきゃ。
POSTED @ 2009.10.20 |
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