• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: くだらないこだわり


時間の過ごし方ってのはとても重要な要素だ。

おれの時間の過ごし方には点数がある。

例えば100点に近い時間の過ごし方の例をあげれば

昼下がりの暑い日に風鈴の音のなかで
カルピスを飲みながらワンダフルワールドを聴きながら
文章を書いたり、本を読んだりする。
このとき読む本はノンフィクションのほうが高い点数になる。

この時外で選挙カーの声が聞こえるとさらに点数は高くなる。

このまま夕方になり豆腐屋のラッパが聞こえると減点になるので
ラッパの聞こえる前に切り上げることが必須。

寒い朝で雨が降っていて10時頃目を覚まして
リビングに布団を持ち込んでひたすら映画をみる。
または本をよむ。この時はフィクションがいい。
外が完全に曇ってるよりはすこし明るい方が点数は高い
暖房をつけなきゃいけないほど寒いと減点になる。
そして飲み物はミロ。

または

ナショナルジオグラフィックチャンネルを見ながら
サンドイッチを食べる。この番組にはパン系が間違いない。
この時の内容がアフリカとかアラスカとかアマゾンとか
大自然の神秘とかだと点数は高くなるんだけど
まぁほぼこのチャンネルではずれはない。
このときの飲み物はリプトンのレモンティー(紙パック)

自転車で無計画に遠出する。
服装はハーフパンツに草履にTシャツとIpodとカメラ
できればこの日は平日の方が点数は高い。
雨上がりとかだとなおさら点数は高くなる。

ちなみに減点対象で一番厳しいのは
「笑っていいとも」と「みのもんた」だ。
この二つは、時と場合によりが大抵だいぶ減点になる。
まず加点にはなることはない。

「わらっていいとも」ほど見終わった後になにも覚えてない番組はない。
あれは見るモノじゃなくて眺めるモノだ。

ちなみにどうしても「笑っていいとも」を加点対象にするには

一人旅の最中にふらっと入った
横開きの扉の定食屋
の少し高いところにある写りの悪い
アンテナがのってる古びた赤いテレビで
流れていれば加点対象になる。

申し訳ないが俺の中でどう考えても
「みのもんた」が加点対象になる
シチュエーションが思いつかない。

おれにとっての幸せはそういう細かいこだわりに
にちりばめられている。

なんてくだらないこだわりなんだろう。

でも間違いなくそんなこだわりに幸せを感じてしまうおれ。

POSTED @ 2005.07.19 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。