Title: 生きる意味
男ってのは、ほんとどうしょうもないなと思う。
いくつになっても、いろんなものに現抜かしてて。そんでいくつになっても、頭のどっかでヒーローになりたくて、そういうものにあこがれてて、夢とか希望とか、飯の種にもならないようなものに、ほくほくしながら目をキラキラさせたりする。そのくせ夢と現実の間みたいなところをウロウロしてるくせに、その両方の側に立ってもっともらしい顔をする。そんでここ一番では、自分でもおどろくくらいにたじろいだりする。そんなんでも自分は男でよかったと思うから、これからもおしりでもポリポリ掻きながら、ヘラヘラしながら生きていこうと思う。
こないだある人に、生きる意味とはなんなんでしょうと問われた。ほんとこういうシンプルな疑問こそ、ストレートで気持ちよくも、まっすぐすぎてどきっとするし、目をそむけたくもなる。
それをここのところずっと、頭の中で反芻しながら、こねくり回してみて、自分なりに思ったことは。
生きる意味ということは。
こうやって文章を書くことでもあるし、
朝起きることでもあるし、
味噌汁のむことでもあるし、
おはようっていうことでもあるし、おやすみっていうことでもある。
誰かの顔見て安心することでもあるし、誰かの顔見ていらっとすることでもあるし、
浮かれることでもあるし、落ち込むことでもあるし。
歩くことでもあるし、マンガ読むことでもあるし、残業することでもあるし、ずる休みすることでもある。
パンを買うことでもあるし、うんこすることでもある。
もっといえば、
花が咲くことでもあるし、雨が降ることでも晴れることでもあるし、蝉が鳴くことでもあるんじゃないかと思う。
なんか、今の自分にはこれ以外に表現できる方法はないと思えるくらい、しっくりとそう思った。
なんだろうか、きっと意味というならば、マクロなレベルで、いまこの瞬間に自分の目の前にあるものとか、取り巻くものとか、その時感じる全てが生きてく意味だと思うし、その一個一個、ころころと変わる心や、感情や、気持ちをじっくり味わうことなんじゃないかと思う。正確にいえばそれを、味わえる自分がいる、ということがもうすでに意味があるようなきがする。
まぁいいや。
あさからこんなことばっか考えてると根暗な人みたいだから、たこ焼きでもたべにいこう。まぁそもそも根暗なんだけど。
POSTED @ 2009.09.04 |
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