Title: イラクの少女
もう7月、一年は早いねぇ
少しほとぼりも冷めた頃
こないだのイラク戦争について
ある記事をよんだ
その中である22才の女の子の訴えがあった
空爆のさなか
私がこの戦争で死んだら、
私の人生は戦争しかしらない人生になってしまう
という言葉がのっていた
重い言葉だった
イラン イラク戦争のさなかに生まれ
俺とさほど年も変わらないのに
湾岸戦争も含め今回でもう3回も大きな戦禍に見舞われ
その中で生きてきた
フセインの独裁政権下で経済制裁にも苦しみ
生まれてから戦争づくしだったイラクの若い世代の苦悩や絶望
そしてその中にある混沌とした感情や生きる力
その人達の前に立ったらきっと俺は何も言葉が出ないと思う
俺には決して及べない世界で生きてる人がいる
今こうしてる間にも自分の力ではどうしようもない状況で
どうしようもない苦しみの中で生きてる人がいる
俺はこんなんじゃ駄目だって思った
POSTED @ 2003.07.02 |
Comment (0) |
Trackback (0)