Title: つぶやき。
いつもならふと思い浮かんだことや思いついたことを、すこし頭で寝かせておいて、その間にそれが側面的だったなとか、やっぱこうかんがえたら違うなとか、やっぱこれは間違いないし、こういう論理展開をすれば説得力が増すなとか、そういう作業をして、それがいい感じに匂ってきた頃にそれを、だだだっと文章にするのが習慣だったんだけど、それがおもいついたと同時につぶやけるようになると、あとからもうちょい熟成させた方がよかったかもなとか思ったりする。
文章とは一口いえども、その種類や使い方には、やっぱり多様性があるし、読む対象によってそれを使い分けないといけないんだなということを実感。
文章だけじゃない話すことも、相手のことをよく見ないと適切な言葉は選べなくて、その差をなくして使って相手の受け取り方が違っても、それはきっと相手のせいだけじゃないんだろうと思う。
いやしかし、やっぱり、話をしていて、ぱぱぱっと自分の中の考えてたことがつながってきて、その人の一言や、体験や経験や感性が自分の中の引き出しをぼこぼこ広げてくれる人がいて、そういう人は本当にありがたい。ありがたすぎてホントにその人がいつまでもそうであってほしいとすら思う。
そう考えれば、話をする対象も様々で、自分の為に話している時があったり、相手の為に話してることがあったり、そのどちらでもあったり、完全に誰の為にもなってない会話もあったりする。
カテゴリーを分けるわけじゃないけど、あたりまえの行動の1つ1つにも自分はいろんなラベルをつけていて、頭よりも先にそれを体で反応している気がする。
こないだ。
ある人の話しをきいて、それなりに権威のある職業で結構いい年のお方なのに、あまりの残念さに悲しくなった。
なにがどう残念かは割愛して、きっとその人をそうさせてしまった周りも悪いんだろうけど、同時に周りをそうさせてしまった自分も悪いんだ。もうあそこまでいくと、もうどうにも取り返しがつかないまま死んでいくんだろうと思ったら、絶対にああはなるまいと思った。
人間はいつまでも自分をおもいしる経験をしないといけないんだと思う。
自分がもしそれが怖くなったり、そこに背中を向けるようになったら、ああいう人になっちゃうぜと自分を戒めようと思う。
自分を棚に上げるな、なんでも知った顔するなって。
世の中に絶対なんてないんだから。
なにかを正しいと信じこめることの強さは、同時に弱さなんだって思います。
POSTED @ 2010.04.28 |
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