• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 忽せに。

きれいなものはきれいで、すきなものはすきで、旨いものは旨い。

そう感じたときに、なんでそうなのか、その感情に理由を探して、理屈をこねくり回す。そんでこねくり回したあげくに、理由に意味はなく、その感情に言葉はないと思う。

宝物をさがしたあげくに、いきつくところも同じところだと思う。

揺蕩うままに、忽せに。

大事なのは揺れ動いている自分に気づいているかどうかだと思う。点が次から次へと線になりその線がまた点を落としていく。線はつなぐんじゃない、つながるんだ。つなごうとしているときには、ずっと前につながってた線を見落としてるんだろう。

それをみてるだけ。

そうしてつきつめていけばなんにもなくなる。

とらわれとかこだわりとか想いとか生き方とか願いとか、ああしてほしいとかこうしてほしいとか、あああるべきとかこうあるべきとか。

正解なんてものはどこにもない。

その感覚が宝物なのかもしれない。

そんでもって、でもなんにもないと思うところにはまだなにかあるんだとか、理屈をこねるこの脳みそのどうしょうもなさこそが、真っ先に救われる証拠なんだろう。

POSTED @ 2009.10.13 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。