Title: えばふり。
突然言葉に質感がこもってはっとするという瞬間がある。
それは音楽を聴いてる時だったり、ほろ酔いの帰り道だったり、天気のいい日の朝だったり、お経の最中だったり。
そんときはさら~と流れていった言葉が突然戻ってきてその意味になにかがこみ上げてくる。
そう考えたら、言葉なんてものはある意味では一種の記号みたいなものでそれだけで成り立つものなんかじゃなくて、そこにのせられているもの、そこにこもっているものとリンクしてはじめて本来の働きを取り戻すんだ。
その言葉を吐き出した人のチャンネルにリンクする。その瞬間に初めて自分の中の深い所にいろんなものが入っていくんだ。
ただただついてるテレビの内容はすぐにわすれちゃうけど。自分でチャンネルを合わせてみたテレビの内容は意外に覚えているようなもんだ。
うちのテレビのリモコンには12チャンネルまでしかないけど。せめてスカパーくらいはチャンネルを増やしたいものだ。
POSTED @ 2009.06.09 |
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