Title: のぼうさま
いづくにもあれしばし旅立ちたるこそ目さむる心地すれ。
日帰りとはいえ、久々に降り立った京都の空気が心地がよくて、なんか冷たい水で顔を洗ってはっとするような気持ちと同時に、なにかがおなかの底から湧いてくるような感じがした。
他のどこにいても感じられない気持ち。
最終にちかい新幹線での東京への帰り道で読みかけだった「のぼうの城」を一気に読み終えた。
今年読んだ本の中でベスト3に入るくらい面白かった。ひさびさに残りのページ数が少なくなることにさみしさを感じほんとに読み終わりたくないと思った。
いつもこういう系統の本を読むと思うのが、きっと自分が戦国時代に生まれていたらものすごく短い生涯を思いっきり生きられたんじゃないかと思う。
命を賭けてでも守るべき誇りと誇りを捨ててでも守るべきもの。そんな大切ななにかと、それを全うできるだけの力がほしい。
そんなこんないろんなことを思いめぐらせていたら、新幹線がちょうど小田原を通り過ぎた。
あの城で繰り広げられたであろうドラマを思い描きながらひとりで缶ビールを飲んでいる時間がものすごく贅沢なもののように感じた。想像だけでうまい酒が飲めるなんて、なんて安上がりなんだろう。
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毎年のように日記にも書いてるかもしれないけど11月1日は全国の幼稚園にとっては大事な日です。次の年の入園者が確定する日でもあり、新入園児の子たちの面接をする日です。
朝から何十人も面接をしていて感じたこと。
一言で子どもって言ってしまえばそれまでだし、あたりまえのようだけど、一人として同じ子どもはいないわけで、生まれてから3年しかたっていない人間にあれだけの違いがでるということに改めて驚かされる。
はきはきと受け答えができる子もいれば、お母さんから離れられない子もいる。淡々と無視をする子もいるし、だまって固まったまま動かない子もいる。部屋中を走り回ってる子もいる。
一番印象的だったのははきはきと受け答えをして、入園の許可証を渡して、お母さんが「よかったね」って言った瞬間に涙が止まらなくなって号泣した子。
きっと緊張の糸がきれたんだと思う。はりつめるほどに緊張してたんだと思うと、すごいなぁ3歳の子どもにそれを押し殺してあれだけの受け答えができるんだと思ったらものすごく感動した。
バラバラで一緒。
この時点であるそれぞれの個性をなくすことなく大きくなってほしいなと思う。つまんない常識や価値観やしがらみなんかで、あんなに素直な個性を無くさないでほしいと思う。子どものもっている大切な部分には学ぶことがおおいと最近本当に心から感じる。今の自分にないものだらけだ。
ほんとこうやってたくさんの子どもを目の当たりにでいることは幸せなことだと思う。幼稚園に子どもを送りだそうとする親と真剣に話ができることもすごく幸せなことだと思う。
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そんな面接を終えて次の日にはお寺で齢90を過ぎたおばあちゃんと話をする。3歳から一気にものすごいギャップだと思うんだけど。
でも90も過ぎると人間一回りして、こちらの感覚的な部分だけどいろんなものの手放し方とか視野の深度とかが子どものそれとものすごく近いことに気づく。もちろん内容は全然違えども話しているこっち側の意識の置き方が全く変わらないってことに気づかされる。
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自分の中で抱えている大小様々な夢の中でチベットへ行くことがもうかれこれ8年くらい前に叶ってからずっと引っかかっていたもう1つの夢。
ダライラマにあいたい。
こんなことをいうと怒られそうだがどことなく、うちのおじいちゃんに似ているような気がしてからなのかどうかは定かじゃないけど、もうかれこれずっと思いつづけて一度直にダライラマの持っている空気、人間性、声や間を自分で直接感じてみたいと思っていた。
それがもうすぐ叶いそう。
楽しみというかうれしいというか。なんだろう。漠然としていてたとえようがない気持ちだけど。そこからなにか一欠けらでも自分の中に取り込んで今後の糧になるものがみつかってほしいという願いなのかもしれない。
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さていよいよ明日は。
世界大会へ向けた東京地区予選です。70分の3ゲームの勝ち星で優勝を決めるそうです。世界ランカーも来るそうです。
初参戦だけどかなり楽しみです。
久々に血が騒ぎます。
ああちなみに。
フットサルじゃないですよ。
モノポリーの話です。
最近モノポリーをできる友達がすくないのでまともに練習できてませんが、世界のレベルがどんなもんか胸を借りるつもりでがんばってきます。
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ここんとこ急激に寒くなってきてそろそろ冬眠の時期です。モノポリーの大会で全力を出し切ったらちょっと温泉にでもいってきます。募集も終わったし年末に向けてここいらですこし休息です。
書かなければいけない原稿を3つも抱えてるのに。締め切りが迫っているものばかりなのに。。昔から宿題は追い込まれないとできないんですよ。
まぁ1つは締切昨日ですけど。
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すきなものをすきだって胸をはっていえること。
すきなものをすきだと迷わずにいえること。
あたりまえのようだけど最近になってやっとできるようになったような気がする。
POSTED @ 2008.11.02 |
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