Title: はるおぼつかなし
苦しいときや壁にぶつかったときに言い訳のできない場所にいたい。そこにいる人はきっとどんなことでも笑いとばせるんだと思う。
自分はああだからこうだから。人間は言い訳するのが得意な生き物だ。
だから言い訳のできない場所まで自分を追い込んでみたい。
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こないだある公園にいったら噴水があってなにげなくみてて感じたことがある。
西洋の人間は下から水を噴き出させることに美徳を感じる。東洋では逆だ。上から落ちる水に美徳を感じる。
それには国民性がすごく現れているように感じた。いつだって西洋の人間は自分の力で道を切り開いてきている。なにかを発明し、開拓し、人間の力で道を切り開いてきた。だから自然の摂理を取り込んでそれを人間の手でつくりだすことに美徳を感じる。
それに対して東洋の人間はいつだって自然とともに生きてきた。八百万の神、自然には神が宿るという土着信仰もしかり、自然が自然のままでいる持っているものに美徳を感じる。
噴水に美徳を感じるという感性は日本人のもつそれとは明らかに感覚の部分で異なるように感じた。
なんとなく話はそれるけど風鈴ってのは自然の流れを音で目で感じて楽しむ。ほんとに良くできてると思う。風鈴を考え出した人の感性はすばらしい。
ちなみにうちには一年中風鈴がかかっている。
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芋焼酎はほんとにうまい。ここ何ヶ月もこれ意外の酒はほとんど飲んでない。しかもこれのおかげで酒を呑むという楽しみが増えたし、酒を呑むってことの本当の意味での楽しさがわかった気がする。
こないだ友達と4人で呑んでいるときにふとその友達が実はおれ婚約したんだっていうことを発表した。あまりに唐突だったのでびっくりしたんだけど、なんかその話を肴に呑んだ酒はすごいうまかったしすっごい楽しかった。気持ちの問題なんだろうけど、どんな美味しいもの食べながら呑むよりも会話こそが最高の肴だ。
みんなで呑みたい。
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NOMUSIC NOLIFE
POSTED @ 2006.03.16 |
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