Title: 助走。
まずは魚を三枚におろせるようになりたい。
これ切実に練習しよう。
魚屋で頭ついてる魚を買える日本人になりたい。
心をこめて作ってくれた器だから。
やっぱりこっちもそこにのせるもんにちゃんと向き合おうかなとか最近思うのです。
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すごく昔に夜散歩してたら一緒にいた人が、「夜空を見上げるとたまにものすごい怖くなることがある。なんていってわかんないけど落ちそうな怖さ」っていった。きっと言った本人は覚えてもいないようなたわいもない一言だったのかもしれないけど、決してそんなことをふと口にするような人ではなかったのでものすごく印象に残ってた。
こないだ夜一人で散歩をしながら空を見上げたときに、それを突然思い出して、なんかその時はあんまりよくわかんなかったけど、なんか今わかるかもって思った。なんかわかんないような感覚が時間とか空間を飛び越えて結びつくっていうのはものすごいなと思ったし、そんななんだかわかんないような感覚を口にできる感性って大事だなと思った。
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ほんとにこの時期は右肩上がりに頭の中の血流と細胞が活性化していくような気がする。仕事もものすごい効率よくなってきたし、睡眠時間も短くなってきた。それにいろんなことがどんどん頭の中に浮かんではつながって、若干飽和気味になってくる感覚も思い出してきた。ただね。それに体がついていってない。
こんな時期のぎっくり腰は初めてだ。しかもこれまた腰に注射を打ったのもはじめて。やっと痛みは引いてきたけどえらいこっちゃがんばれアラサー
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たまに思いつくんだけど、いつか機会があれば言ってみたいセリフというのがある。「ヒューストンヒューストン」とか「地球は今日も青いです」とか、そんでこないだ久々にいつか言ってみたいセリフを思いついた。「あいにくだが夏のおれは無敵だ」これをいつか夏に何かを挑まれた時に使おうと思う。こんなことが通勤中の運転をしてると次から次に浮かんでくる。くだらないけど。いつか言ってみたいセリフって考えてみると結構おもしろいんだって。
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人が作ったものにしかだせないもの、人間が作らなければでないもの、その味みたいなものにたまらなくひかれる。いいものというのはきっとまっすぐな人間がつくったものなんだろうと思う。人間ってのはただそれだけで未完成でムラだらけで不格好であるという前提に心から気づいた人間がまっすぐな心意気でなにかに向かい合った時にものすごく魅力的なものが生まれるんだろうと思う。その前提に気づくか気付かないかということがものすごく重要なことのようなことの気がする。
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ありがとう君とアリエール。
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ものを作る、仕事をするということはやっぱり最後は人ありきだと思う。何事もその先を考えるといつだってその先には人がいる。その先の人を見据えてするのが仕事だとしたら、それ以外はただの作業にしか過ぎないと思う。簡単なようでころっと忘れて作業に没頭しちゃうけどこれ大事だなと、改めて深く深く反省。
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本棚というのはその人をよくあらわしてると思う。本棚をみればどんな人なのか大方予想できそうなくらい。
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吉野家には券売機がない。それはお客さんに、いらっしゃいませ。ありがとうございました。などの声をかけるということは、商品の一部を構成する大事な絶対条件で、券売機を置くことによって、その大事な要素が失われてしまうからだそうだ。
こういう合理的じゃないけど大事な無駄って大事だと思う。すごい気持ちいい。豊かになって便利になって分断された人と人とのつながりをつなげられるような仕事がしたい。無駄っていうとイコール価値がないと思われがちだけど、無駄には無駄というすんばらしい価値がある。ということもある。
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時間的なすれ違いが多くなると、心通わないことになるかというテーマは結構深い。
個人的にはそんなことは全然ないと思うんだけど。
POSTED @ 2009.04.16 |
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