Title: てくてくと。
自分のした判断のミスで大きな損失をだした場合、その被害を被るのは自分だけではなくて、その先にいる働いている人であったり、その家族であったり、それを還元できなかった人たちであるわけで、ごめんなさいじゃすまないんだということを痛感した。
わかっているつもりでも全然わかってなかった。
流れを読み違えるとはこういうことなのか、といまさらながら初めてその怖さを体感した。
自分には正しいと思っている世界(理想とか想いとか)に数字がついてこない場合があって、その場合には一人で責任をとれる範囲の枠を超えていて、その中に身を置きながら結果を出し続けるってこんなに怖いことだったんだと思った。
この経験はこれから先の自分の人生の中になにか大事なものを残すと思う。
教育や宗教に携わっていると、本質と経営のバランスというのは本当に難しいと思う、どちらに偏ってもだめで、偏らない中でそのどちらにおいても結果を出さなきゃいけなくて、そんなのはあたりまえのことなんだけど、こんな想いをするまでは、それは頭で理解していただけで、今回のことで初めてそれが身体でわかったんだと思った。
なんだって頭で理解しただけの、もっともらしいことを言うことは簡単で、でもその言葉に体感を伴わせると言うことは、ほんとに簡単なことじゃない。
くそう。
この気持ちをずっと忘れないようにしようと思う。
そんでまた、このままてくてくと歩いて行こうと思う。
POSTED @ 2010.11.01 |
Comment (0) |
Trackback (0)