Title: どっかでおあいしたことありますか。
とある会議でたくさんのお坊さんがあつまって、「これが私の生きる道」ということで、それぞれ若手からベテランまでのお坊さんが一同に自分の生きる道というものを話した。
それを聞いていて思ったのは。
自分が好きなのは、やっぱり、基本は熱い人なんだけど、それが前面に出てなくて、でも涼しい顔しながらも腹の底に、ずどんと生きざまに芯を通していて、それでいて肩に力が入ってなくて、なにかにとらわれない人。
あれだけの坊さんの集まりの中で、もしすごい牧師さんにあったら自分はキリスト教に改宗するかもしれないといえることはかっこいいと思いますよ。ほんとに。
そんでそれはそのまま、自分もそうありたい姿の1つであって、その自分の理想の形の中で、1つでも2つでも当てはまるものを持っている人をみつけると、嬉しいし、話がしたいし、一緒になにかをしたくなる。
自分も誰かにとって、そうやって、一緒になにかをしたいと思える自分であり続けたいし、面白そうなことにあいつを呼ぼうっていわれるような人になりたいし。
そのためには、なによりもおもしろいことを心から楽しめる自分でいるために、楽しいことを腕組んで傍観するような大人にだけはなるまいと思う。フットワーク軽く、たのしいものをかぎつけられる嗅覚と、アンテナだけは、いつも張り巡らせておこうと思う。
それと、いつのまにか、いつも若手だった自分の周りにも血気盛んな若者が増えていて、その子たちが、目をキラキラさせて、机上の空論を振りかざしながら、正論に胸を張っているのをみると、すごく愛おしかったり、嬉しかったり、なんかいい坊さんになってほしいなぁとか思ったりして、いつのまにか自分がそういう目線になっていることに、ちょっと大人になったのかなとか思った。
たくさんの熱にあてられた夜だった。
でもまだ追いつかれる気もしなければ、だれにも追いつけない気もしない。
そんな自分をもしかしたら、どこかで誰かが目を細めてみているのかもしれないけどね。
しかし変わった人おおいけど。愛すべき人たちだなと思った。
POSTED @ 2009.12.04 |
Comment (2) |
Trackback (0)
私も基本熱い人が好きです!「仏教ラブ」と言ってくれたのが嬉しかったです。
でもその涼しい顔したのスタンスがいまいち小生にはいまだにわかりません。色々活動されているのに・・・
Posted by: 大正 @ 2009年12月07日 21:13
いやぁ大正さんの仏教ラヴ感は、一番ですよ。そういう気持ちをもったお坊さんがたくさん増えればいいとほんと思いますよ。
Posted by: よしおか @ 2009年12月07日 21:33
コメントを書く。