Title: ワイタリホー
暑さ寒さも彼岸まで。今日は真東から上った太陽が真西に沈むという。朝と昼が同じになる日に、手を抜かずがんばりすぎず。ちょうどいい加減、中道の精神が大切と改めて自分に言い聞かせる。毎年だけどお彼岸の山場を終え境内のお墓を眺めてるとほとんどのお墓に花が上がっていて、これをみるとああ日本はまだ大丈夫だとか思う。やっぱり歳をとったり、誰かの死を通して命とか生きるとかそういうものがぼやけたものじゃなくてリアルに感じられるようになったときに行き着くところはここなんだと思う。宗教離れとか無宗教だというけど、日本人の心にはまだまだ大切な心は根付いてる。
しかし見事なくらい毎年この時期になると季節の変わり目を知らせるかのように腰が痛い。疲労がちょうどいい感じに蓄積されていい感じに熟成されるんだとおもう。
でもこういうときに限って体はくたくたなのに夜になると眠れなかったりする。クロマニヨンズを聞きながらぼけっと外を見てると、ああ改めておれは山の中では暮らせないなと実感する。夜中にビルの屋上で点滅する赤いちかちかが遠くまでいくつも重なって点滅してるのを見てるとなんかものすごい安心する。
やっぱりクロマニヨンズでも、ブルーハーツでも、ハイロウズでも、ヒロトとマーシーは最高だと思う。ぼけっとしてたらおい!ぼけっとすんな!ってがつんとあたまをひっぱたかれて、はっと我に返るようなもんだ。自分のなかに少なくなったなにかをどんどん充電してくれるような気がする。この音が体の中で飽和する頃には眠くなってくるんだろう。言葉では言い表せないけど、この二人がこの世にいて良かったと思う。ああワイタリホー。
POSTED @ 2006.09.25 |
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