Title: さんてぐじゅぺり
自分の書いたものを読み返して思った。
10年前の自分はきっといまよりも強かった。立ち向かう勇気も勢いもその瞬間にかけられる気持ちの重さは尋常じゃなかったと思う。
でも10年前の自分はきっと今の自分には勝てないと思う。強さとはしなやかさみたいなものできっと力ではない。
名人と達人の違いを考えながらふとそんなことを思った。
バガボンドの中にある言葉
「天下無双とはただの言葉だ」
なるほどね。
武蔵が名人だとしたら石舟斎は達人だということか。
目を凝らせば凝らすほど見えなくなるという感覚が最近やっと自分の中に落ちた気がする。大切なものほど目には見えないんだと星の王子様もいってたし
豪雨の中に静寂を感じるこころ、真っ暗な部屋で明るさを感じるこころ。
こだわらないとらわれない。ぼんやりと。
最近身近で「感覚で息してるみたいなもの」といった人がいた。そういう言葉を普通に使えるということがすごいなと思った。
POSTED @ 2008.10.10 |
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