Title: たまにはラグビーの話
最近ラグビーをやっていて思うことがある。
クラブチームでやってると、それぞれいろんな経験を積んできている人たちと同じチームでやっていくことになる。大ベテランの60歳からNECにいた人から、社会人になってからラグビーを始めた人。それぞれのスタイルがある。
学生の頃のチームってのは、ゆってもみんな1年や2年の差があっても、経験やスタイルも似たり寄ったりだったと思うし激しくプレイスタイルが違うこともないし、それぞれある程度の基礎もできてる。
ラグビーってスポーツはやればやるほどうまくなるスポーツだと思う。完全に経験が大きな力になるスポーツだ。もちろん体力的な問題はあるものの、ディフェンス1つ、オフェンス1つ、展開の方法1つにしても、体力のないおじさんに完全に抜かれることもある。完全に裏をかかれるし、完全に余らされることもある。
経験がプレイの幅を広げる。
思うに最近自分のプレイスタイルも変わってきたと思う。もちろんいまでもガツガツ1人で抜きにも行くけど、それ以上に組織でプレイすることが面白くなってきた。いままでそんなこと思ったことなかったのにね。
そんな中、プレイの幅やいろんなスタイルをみていてそれでもイチバン大切なのは基礎だしそれができてないとやっぱり限界があるなって思った。
どんなにいいサインや、いいディフェンスをしてもハンドリングがわるけりゃ話にならない。
すごくラグビーな話になるけど、最近高校時代に習ってたことって本当に大切なことだったんだなって改めて感じる。
もうかれこれ初めてラグビーを初めてから10年くらいたつのかな・・それでもあの頃いわれたこと、怒られたことはいま自分のラグビースタイルにすごく残ってるし、いまでも頭の片隅に残ってる。
なんせ怖かった先生だし、秀明組ならわかると思うけど、N先はあの頃鬼のような顔してたけど、今になってイイ先生に初めにラグビーを習ったなと思う。
ボールをもらうときに手を出す。
フォローにつく。
ダンボーもマイボーもフォローもとにかく声を出す。
これってラグビーをしてたらあたりまえのことだけど、いがいに完全に身に付いてる人って少ないんだなって思った。ほんとラグビーをしていく上で初めにこれをたたき込まれて良かったと今になっておもう。あの頃はこんな意味のない練習ばっか(グリッド)じゃくてはやくタッチフットやらせろよっておもってたけど、いまになってあの頃にはあれをやっておくべきだったんだと思うね。
そして、ワンフォアオールオールフォアワンの精神
これってただ熱いっていう話じゃなくて。この精神こそがラグビーの真骨頂っていうか、プレイヤーとしてラグビーを究極に楽しめるとそういうカタチになるのかもって最近感じた。
そしてあの頃イチバン意味わかんなかったのが、トライした後に喜ぶな!って怒られたこと。
今思えばだけど、きっと
お前がトライをとったけど、お前が一人でここまでボールを運んだんじゃないんだから一人で自分の手柄の方にはしゃぐなと。
そういうことだったんだと思う。
なんだかんだいっておれはラグビー好きだなぁ・・・・ということも最近感じる、飽きっぽい自分が唯一中学の終わりくらいから続けてきたこと。他にこんなに長い間続けてきたものは他にないから、それがなによりの証拠なんだろう。
痛いし苦しいし、足つるし、汚いし・・もういいやって何度も思うんだけど、やっぱりしばらく離れるとやりたくなる。ある種中毒のようなスポーツだな。
ビバラグビー
POSTED @ 2005.11.13 |
Comment (0) |
Trackback (0)