Title: きくらげ。
今日の朝、足につけていたミサンガが切れた。
大学にはいってはじめてのGWにアメ村で買ったもの。それからいままで一度も外れたことなくもう10年近く身近にあったもの。
たまになに願ってるの?と聞かれるたびに適当にごまかしてきたけどもちろんそこにかけた願いはしっかりと覚えてるし忘れたことはない。
きれた瞬間にああこれが答えかと思った。間違いない。
いろんな意味ですっきりした。
物に思い入れを持ちすぎるというのはよくないとは思うけど。これだけはものすごく思い入れが強い。ここ10年の自分の歴史には必ず立ち会っているわけだし、ヒマラヤを越えた時も、アンコールワットで夕陽を見たときも、ベトナムでドリアンに頭突きした時も、チベットで白目向いてる時にも、ネパールで腑抜けてる時も、中国でメイヨーされてる時も。笑ってる時も泣いてる時も怒ってる時も、ずっと身につけてたかと思うとこの真黒になったミサンガにはいろんなものが詰め込まれてる気がする。
でも切れてみて1日を過ごしてみたら。
なんかいろんな意味ですっきりしてなんとなく次の1ページが開かれたような気がした。前に進むということは時に荷物をおろすことでもある。
いままでの自分卒業みたいな気分だ。
そんな日に。
きくらげがくらげじゃないと知ることができて幸せだ。
POSTED @ 2008.09.24 |
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