• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 大切なものを守るのに理由なんてない


日本とか日本人とか
そういう話しをすると最近じゃすぐ
右だ左だという傾向が強すぎる
日本人が日本を語ってなにが悪い。

昨日ラジオで主に20代を中心にしたアンケートの中で
韓国の徴兵制度を取り上げて

「日本でも徴兵が義務づけられたらどう思いますか?」

という質問があった。
だいたい義務にどう思うもなにもないと思うんだけど
その回答にに思わず悲しくなった。

回答の一部

「徴兵されて弾を撃たなきゃいけなくなるなら
弾に撃たれて死ぬ方を選びたいです。」

「国から人を殺すことなんて教えてほしくない。」

「戦争というものに何の意味があるのかわからない」

この答えを聞いてほんとに鳥肌が立った。

何十万人の日本人たちが
命をかけて守りたかったものはこんなものじゃない。
「お国のために」はただのプロパガンダじゃない。

戦争が語られるときにいつも思うことが一つある。

歴史の中で色々な戦争があった。
様々な理由もあった。
侵略もあったし殺戮もあった。
ただの人殺しとしか言えないようなことが
たくさんあったのも事実だと思う。

ただそのなかにひとくくりにはできないものもたくさんあったと思う。
命をかけてでも守りたいなにかがそこにはあったという事実。
民族の誇りや自分というナショナリティを守るための戦い。
家族や子供、自分の大切な物を守ろうとした気持ち。

だから戦争をすべてただの人殺しとひとくくりで片づけてほしくない。

靖国参拝に関してもそうだけど
決して戦争を美化してるのでも正しかったと認めてるわけでもない

そういう先人達の気持ちに最大の敬意を払うのは
人間として日本人として当然だと思う。
命をかけてまでも日本や日本人として
誇りを守ろうとした人間の心に手を合わせて何が悪い

「徴兵されて弾を撃たなきゃいけなくなるなら
弾に撃たれて死ぬ方を選びたいです。」

「国から人を殺すことなんて教えてほしくない。」

「戦争というものに何の意味があるのかわからない」

戦争=悪いこと
戦うこと=よくないこと

そもそも平和とはなんなんだ
争わないことが平和なのか

岡本太郎は万博の時に
調和とはぶつかり合うことから生まれるといったけど

いまの世代、まぁ自分たちも含め

争うことをあまりにもマイナスに考える傾向が強すぎる
それがこういう回答を生むんだ。

争うときにそこにはお互い譲れない主張がある
ましてやそれが自己のアイデンティティに関わることなら
なおさらだ。主張のないやつこそ平和をはき違えてる。

大切な物を守るのにいつだって理由なんてない。

POSTED @ 2005.02.17 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。