• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 原体験
2003.07.10

なんかまた中学生が捕まったね。
サカキバラの時もそうだけど
裁かれなかったら
中学生は人殺してもいいの?ってことになっちゃうよね。

弊害はあるかもしれないけど
そいつにもさ
自分ではどうしようもないくらい深いものがあって
自分でどうしていいかわかんなくて
気付いたらああなってたのかもしれない

わかる気もする・・・ってのは人を殺すことがじゃなくて
どうしょうもなくてその矛先が
健全にスポーツとか友達つきあいとか
そういうのに向いてる人はいいけど
自分の内面とか社会とか学校とか家とかに
やり場のない閉塞感を向ける気持ち

そういう気持ちはよくわかる

色んなそういう深いものが
運良く発散できてればいいけど
なかには本当に色んなことが
悪い方に上手く作用しちゃう人もいて
爆発しちゃうんだよね

でもものは考えようで同じ境遇でも
それを前向きになれるかなれないかは
自分の考え方しだいで
その考え方は自分の周りの環境次第で
その環境を作るのは自分の人間性で
その人間性を作るのは親であり教育だとおもう

最近幼稚園で働いてて思う

初めていいこと悪いこと
他人とのつきあい方
生きる上での大切なものの多くは
ここで学ぶんだなって

気付かないうちにここで刻み込まれるんだろうなって

そういやこないだおもしろい事聞いた

幼児期の子供を保育するときに

仲のいい子とだけ一杯遊ばせるのがいいか
嫌な子でも一緒にみんなで遊ぶのがいいか

この質問に俺は迷わず
嫌な子でも一緒にまなんで協調性をつけるべきって答えた

でも違うんだった

この時期に友達と遊ぶのは楽しいことなんだって
そういう経験を一杯させることで
この子は友達を大好きになるよね

でも嫌な子もはいって気を遣いながら遊んでたら
友達と遊ぶこと自体を窮屈に感じちゃって
友達って物を嫌にになっちゃうんじゃないかなって

久々に納得した。

なんか話ずれたけど
子供と関わるって
色んな責任があるって事を
改めて再認識した。

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Title: イラクの少女
2003.07.02

もう7月、一年は早いねぇ
少しほとぼりも冷めた頃
こないだのイラク戦争について
ある記事をよんだ
その中である22才の女の子の訴えがあった
空爆のさなか

私がこの戦争で死んだら、
私の人生は戦争しかしらない人生になってしまう

という言葉がのっていた

重い言葉だった

イラン イラク戦争のさなかに生まれ
俺とさほど年も変わらないのに
湾岸戦争も含め今回でもう3回も大きな戦禍に見舞われ
その中で生きてきた

フセインの独裁政権下で経済制裁にも苦しみ
生まれてから戦争づくしだったイラクの若い世代の苦悩や絶望
そしてその中にある混沌とした感情や生きる力

その人達の前に立ったらきっと俺は何も言葉が出ないと思う

俺には決して及べない世界で生きてる人がいる

今こうしてる間にも自分の力ではどうしようもない状況で
どうしようもない苦しみの中で生きてる人がいる

俺はこんなんじゃ駄目だって思った

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。