Title: あれからもう15年近くたってるんだ
小学校卒業以来の友達と昨日15年ぶりに会った。
2人とも全然かわんなくて、すぐにわかった。
おれは変わったらしくて誰かわかんないといわれた。太ったよね?大きくなったよね?ってそりゃそうだ。あの頃は12歳とかだから。
あって話をしはじめたらああいよいよこういう日がきたんだなぁ。なんてしみじみ思った。
あのりょうくんがねぇ・・・と声をそろえていわれ。しかもあんなことされたよ。とかあんなんばっかしてたよね。って確実にいまやったら逮捕されるようなことから本当に理解不能なことばっかりしてた自分の幼少期にああおれの原点はここだと・・・と再認識する。
そのうちの一人とは幼稚園の年中から小学校6年生まで8年間ずっと同じクラスだったのでほんといまさら何をいってもあの頃のイメージはかわんないだろうし、きっと自分自身もそのイメージとあんまかわってないんだとおもう。
自分だけのほんとに小さな思い出のかけらでもこうやって共有できて、実はあの頃さ。とか。自分の覚えてることも覚えてないことも話をできるのはホントにおもしろい。あの頃の思い出が共有ができる人ってのは本当に貴重な存在だとおもった。
そしてあの頃の担任の先生はいまの自分よりも年下だったんだなって思うとほんとになんか時間の流れの重みを感じる。
あの頃にいたみんなを全員探し出して一同に集めて話をしはじめたらきっと数時間じゃたりないだろうな。
あの頃に書いた25年目のこんにちは?だったかな、あの頃25年後の自分を想像して書いた文集。帰り道に思い出してたら自分がどんなことを書いたか思い出してきた。残念なことにその文集はもうどこにあるかわかんないけどきっと現存するおれがちゃんと向き合って書いた最古の文章なんだと思う。あの頃にどんな言葉をつかってどんな事を書いていたのかほんと読みたくなってきた。
文集もそうだけど、写真とかアルバムとか、今度実家に戻ったら物置を掘り返してみよう。
幼稚園でも小学校でも中学でも高校でも大学でも、どの時代にいてもその時の自分を知ってる人いて、思い出を共有できる人がいて、そういう友達は今からはもう二度と手に入れることはできないし、本当に大切で貴重なんだと思った。
なんかありきたりな表現なんだけどさ。
やっぱ友達ってのはいい
そんな中でも幼稚園や小学校の時とかはとにかく日々全力で、なんにも考えてなくて目に見えてるだけの小さな世界がすべてで、そんな中で包み隠せないくらいむきだしだったと思うし、みんな持ってるけどいまは奥の方にしまってあるそれぞれがいろんな色だった元素みたいなものが一つの部屋の中にまとめられてて、そんな中で感じた気持ちとか、思い出とかってのは他には絶対にかわりができないし、いまからは絶対に手に入れることができない心の財産みたいなものだと思う。
いま書いてて思ったんだけど、あの頃のむき出しの心にたれながしの情報が入ってきて、たくさんの選択肢があふれてて、誰かにぶっとばされなかったらおれだってもしかしたらニュースになってたかもしれない。そう考えるとやっぱり子どもを取り巻く環境ってのは著しく変わってるんだから、学校や家庭や、体制だけじゃなくて、みんなの意識自体を変えていかないといけないんだと思う。きっと自分で思っている以上のスピードで世界は回ってるんだ。
POSTED @ 2006.11.24 |
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