Title: あなかしこ。
感情的に誰かにを言葉をぶつけるとき。
その言葉はそのまま自分がいわれたくないことだったりする。
口を衝いて出た言葉に想いと感情を素直にのせるということは本当に難しい。
多くは、感情を言葉に変換するときに、芯の部分がぽろぽろとこぼれて、大事な部分の抜け落ちた形骸化されたものだったり、または裏腹なものなんだろうと思う。
人は自分の中に湧いたもの的確に言葉にできるほど、自分の想いや心を、自分自身で掴んでいないし、それを掴めるくらいに自分に時間をさける余裕もない。
でもだからそれでいいんじゃない。
だからこそ言葉と心にあるギャップを自分で埋めていかないと。
あるときにっちもさっちもいかなくなって。どこにも逃げ場がなくなって。目をそむけきれなくなる時が来る。
その時に自分の中に安穏を保って、安穏なままに生きるということがいかに大切か。自分が安穏でいて初めて、だれかに安らぎを与えられるんだと思う。
自分のできないことは、誰にもしてあげられない。
POSTED @ 2009.09.27 |
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