Title: にく年間。
29歳になった。
ずっとまえから29歳にはなんとなく思い入れがあった。
少し前にも書いたけど、親鸞は29歳で比叡山をおりて自分の道を見つけるために歩きだした。仏陀は29歳で王子の身分をすてて生老病死の問題に向き合おうとした。孔子は29歳までに自分の道を志して30歳で自分の道を確立した。
なんとなく29歳30歳という年齢はいろんなところにちらほらと顔を出す。
そんな偉人に自分を重ね合わせてよしおれも。なんて大それた気持ではないけど。
自分が1999年から思ったことや考えたことを書き始めて今年でちょうど丸10年、ぜ~んぶ読み返してみてほんと自分は右往左往しながら足元を確認しながら、あっちこっちふらふらしながらも改めて思うのは10年間好きなものも嫌いなものも、好きな自分も嫌いな自分もなんにも変ってなかった。
それは当り前なのかもしれないけどすごい発見だったしすごい自信にもなった。
背伸びしようとしてても、まわりからいろんなこと思われたくても、自分のイメージを払しょくできなくても、でも自分が好きなものはまちがいなくすき。それを我慢してももうしょうがないなと思った。腕組んで指くわえて、スーツなんか着こなしておれはもう大人なんだぜなんていわなくていいんだ。と思ったし、それを声に出してもいいやと思った。バク転とか習いにいってもいいんだ。
この10年でそれがはっきりわかったから。
これから先の人生は自分のしたいことを迷わずに進んでいこうと思う。いい意味でわがままになろうと思う。いまでも十分わがままだといわれそうだけど。
前は理想と現実をわけて考えてた。理想に現実をついてこさせるのは大変だと思った。
でもそんなことないのかも。
理想を目指して現実を歩くのではなくて、現実をしっかりと歩いた先にあるのが理想であると今は思う。
好きなものがわかってるんだから、今目の前にあるそういうものを一つ一つ大切に感謝していけば、その先の人生がお先真っ暗なんてはずはないと思う。
いまここ。この瞬間。
言葉にすると簡単だけど。いまのここに質感を持って。
そうおもって毎日をみてみると。ほんとに自分はいろんな人に支えられてるし幸せだと思う。そうおもわせてくれるすべての要素に感謝。
おじいちゃんがよく誕生日はおめでとうといわれる日だと思うかもしれないけど、それだけじゃなくて自分がありがとうをいえる日なんだよ。と言っていた。
ほんとにそう思う。
みなさんありがとう。
29歳はにくだから肉をたべるんだ。といっていた人がいましたがそれも実践していきます。
牛さんごめんなさいありがとう。
さて。29歳がんばります。そんでさくっと30歳になります。
POSTED @ 2009.01.10 |
Comment (0) |
Trackback (0)