Title: ことばの深度
友達というと。
ひとことでそれまでだけど。
その言葉の中にある深度というのはほんとに人それぞれだと思う。
友達だけじゃない。
好きも。
嫌いも。
信じるも。
人それぞれ言葉の意味の深度はまったくちがう。
どのくらいの意味合いで自分がその言葉をつかうのか。相手がどのくらいの深度でその言葉をつかうのか。いちいち確認なんかしてられないけど、そこにのってるものを自分というものをフルにつかって感じることはものすごく重要だと思う。言葉をきいたらそれだけで安心するなんてばかげてる。
言葉には深度がある。
それを忘れて言葉とか文字に頼ってしまうと。きっとそこにある本来の意味や想いがみえにくくなってしまうんだと思う。
そもそも言葉や文字じたいにはなんのいみもない。ただの符号でただの記号で。伝達方法でしかない。
そこよりももっと言葉や文字を突き詰めていくということは深度を深くしていくということで。深度を深くしていくときっとそこに、はしょったりできない順を追わないと伝えられない目にみえないものをのせることができるようになるんじゃないかと思う。
同じ言葉を発しても。
同じ言葉を書いても。
なにか違って。
ありきたりで月並みな表現なのに
直接響く。
最近そういうことはおおいにありえるんだということを実感する。
言葉とか文字は。
そういうものなんだと思う。
言葉や文字は。
自分がおもってるよりも。
力のあるものなんだと思う。
POSTED @ 2008.04.05 |
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