• PHOTO最終更新日2010年10月11日



follow me


Title: 屋久島の旅vol3 屋久島の旅を振り返って


屋久島での思い出をダイジェスト振り返ってみて

■屋久島でのテーマソング■

前の日記にも書いたけど屋久島は
なにもないけど何かを得られる場所だ。

そして今回頭の中で流れてたのはずっと
ブルーハーツの「歩く花」

この唄がここまでぴったり来るのはここしかない。

歌詞を知らない人のため簡単に歌詞紹介すると。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

知ってるかい忘れてはいけないことが

何億年も昔、星になった。

どんな時代のどんな場所でも

同じように見えるように

覚えたり教えられたり

勉強したりするんじゃなくて

ある日突然ぴんときて

だんだんわかることがある。

~略~

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

満点の星空の下でも深い森の中でも
つねにこの唄が頭の中に流れたいた。

とくにここ

覚えたり教えられたり
勉強したりするんじゃなくて
ある日突然ぴんときて
だんだんわかることがある。

これが屋久島にくるとある。

■旅館の話■

今回の旅でベースになったのが

花屋旅館
〒891-4203
鹿児島県熊毛郡上屋久町一湊
TEL0997442111

なぜ住所と電話番号を書くかといえば
是非いって欲しいから。

屋久島にいくなら花屋旅館にいって欲しい。

~この宿との出会い~

今回もいつものように宿も決めずに出発したんだけど
家を出てコンタクトを忘れたことに気づいて
鹿児島で使い捨てコンタクトを購入するために
コンタクトやさんへ

そこでおれの診察をしてくれたおにいさんがどこいくの?

と問うので

屋久島です。と答えると

ああ!じゃ知り合いが旅館やってるからそこ紹介してあげるよ!というので
お言葉に甘えることにしたのだ。

~この宿の目玉~

この宿の目玉はなんと言っても
人のいいおばちゃんおじちゃんと
なんていっても料理だ

おばちゃんは俺の中でほんとにいい距離を保てる人だと思う。
あれ以上近くても遠くても居心地はあまりよくない
っていう微妙な人の距離をもってて
すごく素朴でやさしい。

そしておじちゃんも最高にいい味だしてる。
おじちゃんのつくる料理は最高だ。

毎日食べきれないくらいの海の幸をだしてくれて
2日目も3日目も今日の晩ご飯なんだろう・・って
帰るのが楽しみになるほどだ。

しかもお盆で15日はお店休みだったんだけど
もう一泊したいならいいよって言ってくれた優しさに感動しました。

そして最後の日の献立

マグロのかまやき(まぐろの頭の部分の丸焼き)
トビウオの南蛮漬け
酢の物
刺身
おでん
鍋(魚と野菜がたっぷりはいってる)
海藻サラダ
みそ汁(具だくさん)

そして極めつけがマグロのヅケと鯛の刺身が
こぼれそうなぐらいのってるどんぶり

どうしても食べきれなくて・・・でも絶対残したくなくて
でももう限界で厨房までごめんなさい残しました・・・っていいに言ったら
けっこうくったな!って笑ってたおじちゃん・・・
毎日美味しいご飯をありがとうございました。

~宿の思い出~

ご飯ができたときお風呂が沸いたとき
おばちゃんが二階までよびにきてくれるんだけど
そのときにいつもおばちゃんは階段から大きな声で

「もしも~し!もっしも~し」という

おれはカメじゃない。

毎日旅館を出るときにくれるペットボトルに入ったお茶
あれがほんとに重宝した。ちょっと薄いんだけど
でも美味しかった。それと登山する時にもたせてくれた
黒砂糖のかけら。最高に美味しかった。

洗濯物を回したままで買い物に行って帰ってきたら
パンツまできれいにベランダに干してあったのには
ほんと申し訳なかった・・・おばちゃんありがとう。

それとこのへんの地区にはどの家にもあるのかわかんないけど
いえに小さな端末みたいのがあって
朝つ夕方に毎日公民館から定時放送がはいる。
内容はゴミの収集日のこととか盆踊りの練習の時間とか
掃除当番とかそういうことばかりなんだけど
それをきいてると
なんかすごく町会とか町の人達の距離がすごく近いようなきがして
すごくいい制度だなって思った。

そしてこの町、まぁいまはどこでもそうかもしれないけど
どこに行っても甲子園がやってる。

定食屋でも旅館でも船の中でも待合室でも
どこでも。テレビが甲子園しか映らないんじゃないかと疑うほどだ。

~写真のこと~

すごくショッキングなことが起きてた。
最後の日にふとカメラを見たらレンズに50mmと書いてあった。

おれは完全に24mmだと思いこんでたんだ。

のぞいてて気づかないのがおれがまだまだ素人だからだと反省した。

いくまえに悩んで悩んで24mmを持っていこうって決めたのに・・・

なにを勘違いをしてたんだろうか。

それと思いのほか森の中は暗い。
三脚がないからシャッタースピードもそんなに落とせないし
でも取りたい場面が沢山あってとりあえずとったんだけど
たぶん暗いかもしれない。

屋久島にはシャッターを押したくなる瞬間がたくさんあった
できてくるまでわからないけど

いまおれの目に映ってるモノをそのまま写真にしたいと思うことがたくさんあった。

写真がうまくなりたい。そう感じた。

~後書き~

今回の旅を振り返って最後に一言

やっぱりおれはこういう旅をやめられない。

さてどうしよう。いまからどこにいこう。明日はなにをしよう。

この連続こそが旅だ。

そう思える旅をいつまでも続けていきたい。

次がきまってるなんて人生だけでもううんざりだ。

こうやって生きていくことでおれはきっと自分自身を作ってきていて
これからもつくっていくんだと思う。

こうやって経験値つんで世界を広げて
年を取ればとるほど世界が広くなっていく感覚を味わい続けたい。

そしていま文章を書いていて気づいたのは
おれが書いてて楽しいのはいつも
旅のことを思って書いてるときだ。

椎名さんみたいに生きていけたらいいなぁ。

自由を感じて生きていけたらどんなに幸せだろう。



POSTED @ 2005.08.17 | Comment (0) | Trackback (0)

コメントを書く。


  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。