• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 徒然なるままに
2004.04.17


「しばし旅立ちたるこそ目さむる心ちすれ」
徒然草の中の一文。

ちょっとした旅に出ると別世界が開け
目の覚める心地がする。

働き初めて旅に行く時間はさすがにないけど
高校の時から何気なく生き詰まると行くところがある。
ベタだといわれるかもしれないけど海。
しかも平日の午前中とかの海。
鎌倉もたまにいくけど
おもに幕張、稲毛近辺

こないだ久々に平日の昼間に一人で
のんびり昼寝しに行った。

アメリカを代表する
ジャンクフードの茶色い紙袋かかえて、
ほんのりあったかい砂浜に座ってぼけっと周りみたら
まばらにいるカップルや犬連れて散歩してる人
一人で本読んでる女の人とか
色んな人がいた。
基本的にその時間にそこにいる人は
きっと同じような感性を持ってるんだろうなって思った。

ほんとに時間がなだらなかにのらりくらりと流れてて
その中で存分にせせこましい現実が洗い流されて
こそぎ落とされていくような気がした。

眠ってないのに、目を開けたら
何時間も眠ったような感覚
久々に味わった。

なんとなくまだ文字が書きたいので意味もなく書いてみる。

今我が仕事場は毎日が戦争のような日々
なんだけど、子供ってのは日々成長してる。
それを本当に目に見えて感じられる。
そういう瞬間にこの仕事やっててよかったなと思う。
3日間泣き続けた子が泣かないでくる。
一人で着替えられなかった子が一人で
着替えて外で遊んでる。
なによりもおれの名前を覚えてくれる。
初めてちゃんと関わった大人の一人になれることは
責任が重いけど、意味のあることだなと思う。

話は変わって「BRUTUS」って雑誌、定期購読してるんだけど
いつも表紙がおしゃれだしおもしろいんだ。
この本見て一人暮らし思い立ったくらいだからね。

それと表紙を見てくれた人は気づいたと思うけど
ついに少しづつFLASHを勉強中。詳しい人いたら色々教えて。
あの表紙作るだけで1時間くらいかかったよ・・・
でも楽しいねぇ。

以上徒然なるままに。

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Title: イラクでの解放
2004.04.16


日本人3人が解放された。無事でよかった。
でも読売新聞では、今日の朝刊で
この3人の責任を問うと同時に、
避難勧告に法的拘束力が必要ではないかという
記事が一面にのっていた。助かったからこそ。
きっとこういう議論がこれから増えるだろうね。
まだ2人拘束されてるのに。

この事件がこれで終わることなく
なにかを残してくれればいいと思う。
これで終わってなにも変わらないなら
なにも意味がない。

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Title: 影響をくれた人
2004.04.15


作家、鷺沢萌が亡くなった。
初めて読んだのは「少年達の終わらない夏」
高校の時に友達に勧められて何気なく読んだんだけど
すごく影響を受けた。
いまでもこの小説は好きでたまに読むんだけど。
なんか自分の高校の時とかぶるっていうか
懐かしいような切ないような気持ちになる。
なんか書いてみたいなって思ったのも
この時期だったと思う。

だからある意味、今のおれの一部分を
作ってくれた人だと思う。

ご冥福をお祈りします。

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Title: イラクでの事件について
2004.04.12


今回の事件で何が正しくてどうあるべきなのか。
どこを一番にすればいいのか。
結局いろんな観点から一番にするところがバラバラで、
被害者を一番に考えることも、被害者が悪いと言うことも
この背景にあるアメリカを批判することも
国家としての姿勢を強調することも
多くの議論がその各一部分にのみ
スポットがあたってしまって、分断されて考えられがちだが
すべてがつながって初めて新しい道があるような気がする。

各観点からどこも一番になりえるわけで、
被害者を一番に考えるならば他になにをおいても
人質解放条件である自衛隊は撤退。
日本人の命を尊重すべき。
拘束された家族や身近な人間もこれを望んでいると思う。

ただここで命を尊重すべきならば、この拘束された3人だけでなく
イランイラク戦争から10年以上の戦火の中で、
劣化ウランやクラスター爆弾の被害にあって身内を殺された人。
今なお苦しむ人。テロリストの中の多くが身内をアメリカの攻撃によって
失った人間だという現状も考慮すべきではないのだろうか。
また拘束された3人の命が助かることを一番に考えて
撤退を叫ぶのであれば撤退することによってなんの支援もない
戦禍の跡で失われるであろう弱者の命の重さはどうなるんだろう。
遠い他国の人間だから同じ命だという感覚が薄れてしまっているのだろうか。
すくなくとも拘束された3人のやっていたことは、
その弱者を救うための活動であったはずである。

国家としての日本を一番にするのであれば、国際協調も含め、
撤退することで他の国のジャーナリストや民間人を
同じ危険にさらすことになるのだから、やむを得ず撤退はしない。
そしてそしてなによりも多くの反対を押し切った自衛隊派遣は人道支援のもと
行われているのだと胸を張ってきた以上、
それを貫き通すことが一国家の判断として
正しい姿勢であるのは間違いない。
他に救出の手だてがあるわけではない。
日本国としてだた撤退はないということになる。
一言で言えば個よりも公を重んじるということになる。

そして被害者達に責任を問い本人たちも覚悟してたはずであるから
今回はやむを得ない、個々の責任だという言う考え方もできる。
無論外務省からは勧告もだしているわけで民間人がそこにいることの
危険性は十分に熟知していたはずである。
だから今回の事件は起きるべくして起きたと。
これにはジャーナリストや民間人、
イラクで活動するNGOの人達には反対もあるだろうが
長い戦禍の中で命をかけて生きている人たちに対して
なにか支援をするということは、その自分のする活動の意義を
自分の命と天秤にかけて釣り合わないのであれば
そこへ踏み込むべきではないと思う。
誰かを救いたい。支援をしたい。でも死にたくないと思うのなら
そこへ行くべきではないと思う。

各それぞれの観点から見て正しいというよりは
どれも間違ってはいないと思う。正解ではないかもしれないが
不正解ではないと思う。

起きてしまったことに対する議論はいつだってそうだけど。いろんな観点から
様々な意見が飛び交う。もっともらしいことをいうジャーナリスト、
博愛主義の民間団体。どれもが起きてしまった既成事実に議論し
目に見えるわかりやすい事実だけを取り上げ目にみえる解決を求める。
結局答えのでないまま時間は流れやがて風化する。
それが世論であり、視聴率重視のマスメディアだと思う。

大切なのは、もう起こさないためにできることじゃないのだろうか。
そしてそのために必要なのはなぜ起きたのかということじゃないだろうか。

今回の事件は今イラクの抱える大きな問題の一角だと思う。
逆にいうならこの一角から大きな問題に気づくひとが一人でもいればいいと思う。
もっと多くの人が大きな視野で物事をみてほしいと思う。
この事件はただ日本人が人質になって大変だという簡単な事件ではない。
これが起きるにあたってここに至るまでの経緯や背景。
すべてがつながっていることだと思うし、その延長線上の出来事であって
いきなり点として現れた事件ではないということ。
この事件が本当に意味するところはどこなのかをもう一度考え、
撤退か否かという議論が、その場しのぎの解決にしかならないと言うことを
もっと多くの人が知るべきではないだろうか。

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Title: 桜の話
2004.04.06


桜の写真もう少しおれが写真うまかったら
もっときれいに撮れてたんだろうな。
くやまれるけど、でもそれが糧になる。
そんなもんだね。

こないだ上野にいった。
不忍池から弁天堂へ回って
そこから上野のお山に続く階段を上って。
美術館へつづく道を左右からせり出してる桜並木を
人混みに流れて歩く。
上野の桜はもう年々も毎年見てるんだけど
やっぱりあそこはいいね。千鳥ヶ淵もいいけどおれは上野派。
まず桜が低いからいい位置なんだあれが。
あとは何がいいって雰囲気がいい。
ブルーシート広げて、昼間から夕方にかけて、
サラリーマンや学生、おかまちゃんに外人。いろんな人種が
お花見という一つの目的のために集まって酒を飲む。
みんなバラバラにお花見してるのになんかこう一体感みたいなものがある。
都会の雑踏の中にいるとさ、人は多いのに孤独感を感じるときがあるけど
その逆っていうか、人が多くてなんかほっとする。
涙がでそうになるんだよほんとに毎年。
なんだろね。
お祭りの後の寂しさってあるでしょ、なんかあんな感じになる。
でもそこにずっといたいって思うんだよね。

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Title: 心をシフトチェンジ
2004.04.04


さて新学期一発目の更新。前回よりちょうど一ヶ月くらいか。
こんなに空いちゃったよ。

さっき友達とwebカメで話した。声もきけるし。
遠い所なのにすごいねぇ。なんか遠いところにいる気がしなかった。
帰ってきたら牛角おごってやるから。

さて新学期が始まる。今年の目標。「がんばらないこと」
自分以上の事をしようとしないこと。
去年も一昨年もやっぱり働き初めてからずっとがんばんなきゃ、認められなきゃって、
人からどう見えるかとか。そんなことばっか気にしながらやってきてたなと。
いままで培ってきたもの、いままで学んできたこと、そこでしかおれは物事を判断できない。
でもそれが普通で、そんな判断をすることでまた成長して次へのステップになるもんだと思う。
あたりまえのことだけど、自分には出来てなかったな。
中途半端な知識や、つまらない見栄や虚勢を張ってたなと。
そういうわけで自分以上の事はできませんと腹をくくって生きていきます。

今年はがんばりません。良い意味で。

話は変わって。「プラネテス」って漫画があるんだけど、最高。久々にヒット。
作者はたぶんブルーハーツ好き。端々に歌詞とか出てきてるし。
読んでると、すごく前向きになる。自分は逃げてたなって思う。
それを読んでって訳じゃないけど自分に厳しく。
丸山茂樹、(こんな字だったかな・・・)もいってたけど、
普通のことしてたら普通のことしかできないんだよね。
ことしは自分に厳しく、それを自信にかえていこうと思う。
いままでは経験や体験がそのまま自信になったけど、
いまはそれはそのまま自信にはつながらないから。
自分の保ち方ここらへんでシフトチェンジしようと思った。
ここに行き着くまでに3年かかったな。

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。