• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 世の中狂ってる。


仕事に行く前に毎日ニュースを見てるんだけど。
子供が死ななかった日がないよね。

親に刺されたり、殺されてたり、転落したり。
そういうことがとりだたされて
報道されてるだけかもしれないけど、
多すぎる。
少年犯罪がとりだたされて
やり玉に挙げられてた時期もあるけど、
いまは親の起こす事件が多すぎる。

狂ってるよ。ほんと怒りを通り越して
悲しさすらこみ上げる。

人間が狂ってる。

原因なんてくさるほどあるけど
一番の原因は稀薄な人間関係だと思う。

一言でこういうと簡単に聞こえるかもしれないけど
すべての原因はそれだと思う。

稀薄な人間関係、あふれる情報
自分を見失うのなんて簡単な世界。

どこをもって自分を保てばいいんだ。

リストカットする人の8割は
自殺が目的じゃない、流れる血を見て
自分が生きてることを認識する。
自分を認識するのがそうでもしないと
わからない時代。

そこにかかってる重圧やストレス。

稀薄な人間関係のなかで
そんな自分のリアルな感情をどこにぶつければいい?

ひとは自分の醜いところ
汚いところ、そういうもんをさらけだして
生きていくもんだ。

そういうリアルな感情をぶつける場所なんてない。

うわべの関係をきれいだと思う人間が多すぎる。
そんなのをスマートだと思うやつが多すぎる。

画面をとおしたコミュニケーションで
あいての表情や感情がよみとれるのか。

ひとは無意識のうちに相手の100以上の体の変化を
感じ取って生きている生き物らしい。

それがいきたコミュニケーションを生む。
そして同時にそれは自分と相手の違いを認識する。
いわば自分のアイデンティティを無意識のうちに
確立させている。

相手を怒らせたり悲しませたり。そういうことで
人はは人を知り自分を知るんだ。

煮詰まって、生きてるのがめんどくさくなったときに
友達に不満をぶつけたり、女の話をしたり、、くだらなくて
汚い話をつらつらしてたら、いつのまにか元気になる。
そんなこともある。おたがい牽制なんていらない
ぶつかりあうことが大事だ。

岡本太郎が、万博で太陽の塔を作ったときに
万博のテーマである「人類の進歩と調和」
ということにこういっていた。
テーマに進歩と調和とあるけれど
人類は進歩することで調和を保てなくなった。
調和=平和ではない、調和とはぶつかり合うこと。
ぶつかり合って火花が散ってその火花から芽がぽっとでる。
それこそが調和だと。

5,21の日記に、「和をもって貴しとなす」
という話を紹介したけど。

稀薄な人間関係の中で、人は人との関わり方に疎くなり
社会全体がそれを後押しする。それが自分たちの首を絞めている。

そんな気がする。

ぼくはここで生きている。

ぼくは人間が大好きです。
いつまでも人と関わりながら生きていきたいです。

しがらみなどにははたまに面倒くさくなります。

でもぼくは人と関わって生きていきたいです。

POSTED @ 2004.09.13 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。