• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: おまえら0の人間なんか


葉桜の季節、本日は友達からもらったヨン様ポカリ飲もうかどうか思案しながらの久々の休日。

邦画週間ということで邦画を見まくっています。ちなみに今回の日記の題名は「スクールウォーズHERO」のあの名セリフ。

スクールーウォーズはもう言わずとしれた映画。

一言でいうならば熱すぎて笑い泣きします。

さくさくと色々みてるんだけど昨日は「バトルロワイヤルⅡ」をみた。

いちエンターテイメント映画としてしか考えていなかったし、正直構えて見たわけでもないし期待もあまりしてなかったんだけどこれなかなかよくできた映画だ。

この映画物語をそのまんま楽しもうと思ったら最悪。正直支離滅裂だし、つっこみどろがありすぎて困るくらい。

なんでここでラガーマン?みたいな。

この映画でいいたいことは全体のストーリーを上から鉛筆で擦ったらみえてくるっていうか、このまんまうけとるんじゃなくて大きな視野でみるとほんとに深い映画だと思う。

この視点と題材をよくこの物語のなかに織り込んだなと思う。。多少無理がでてるけど、それは題材の大きさに物語がついてきてない歪みだと思う。でもいいたいことに対する大きさからしたらうまくまとめたと思うしほんとに奥がふかいなと感じた。

それぞれの役のキャラ設定や行動や性格とか、最後に砦で向こうから兵士の大群が次々にくる視点とか、いろいろな動機付けとか、教師の存在とか、

一見軽くみられてしまわれがちだけどホントに絶妙に一つの目的にかかせないパーツだとおもった。

この映画のレビューをみたら散々に書かれていた。映画としてみたらたしかにつっこみどころ満開だけど、この映画の伝えようとしたこと、訴えようとしたものの重要性や、そのことのでかさを考えたらもっと評価されてもイイと思う。

深作欣二監督が最後までメガホンをとっていたらどうなったのか見てみたかった。

エンディングで流れたSTANCEPUNKSの「真夜中少年突撃団」これはいい曲です!

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何人か日記に書いてるみたいだけど、小学校からの英語の導入について。英語の導入自体にはイイ部分も悪い部分もあると思うけど、石原都知事も言ったけど、ほんとにまずはもっと日本語をしることが先だと思う。

日本語なんて完璧ってふと思ってしまうけど、きっとおれの知らない単語を抜き出したら、知ってる単語よりも遙かに多いと思うきっと表現もしかり。

最近感じるのは日本語ってのは単語や文法を覚えるだけじゃなくて、「感じる」部分の多い言語だと思う。感じる心が追いついて初めて機能する言語だと思うし、そこにいくらでも気持ちをのせられる言語だと思う。

日本語をしるということはきっと心を育てるっていうことにつながってくると思う。日本語は感受性が備わってないと本当の意味で使いこなせない言語なんだと思う。

おれの知ってる言語なんてたかがしれてるけど、ほんとに日本語一番優れた言語だとおもってる。だからせっかくこの国に生まれたからこの言葉をもっと知りたいし感じたいと思う。

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最近気持ちの切り替えがうまくなったと思う。

いままでだったら眠れなくなるくらい腹が立ったり、いらいらしてたようなことがあってもうまいことONOFFができるようになったと思う。いままで立ち止まっていたといころで立ち止まらなくてよくなった。でも自分で切り替えをしようと思うたびに自分らしさとか自分の中の大切な部分までを流していってしまっている気がする。

切り替えができるようになって失ったモノはつらいときに浮き彫りになる自分の姿だったり、にじみでてくるような活字や文章だったり、どこにも矛先の向かない飽和したような混乱だったりするわけで、それはまちがいなくいまの自分を作ってきてる一つの要素だからそこから目をそむけちゃいけないような気もする。

もし切り替えをすることで立ち止まらないで気持ちを保つということができるようになることを大人になるっていうんだとしたら、きっとそれは自分を守って歩き続けるために自分の中にある本質に目を背けることがうまくなるだけなんだと思う。

そんなのはただ一瞬ブレーカーおとしてるだけのような気がして立ち止まることで得るものの中にもたくさん大切なことはあるんじゃないかと思ってしまう。

それでも切り替えでもしなきゃ立っていられない所に自分が立っていて、いちいち立ち止まってはいられないところで生きてるから、だからきっとそういうひずみをうめようとして突然旅にでたくなったりするんだろうと思う。

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POSTED @ 2006.04.10 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。