Title: おもいで
思い出にふけるというとなにか前向きじゃないような感じがしたり。「昔はよかった」なんていった日には過去の栄光にすがってるような後ろ向きなイメージにもとられかねないけど。
でも最近になって感じるのは。
人と人を結び付ける上で思い出というのはとても重要なんだと思う。
何十年たっても笑って酒が呑めるのも、どんなに遠く離れて暮らしててもなんの気兼ねもなく電話できるのも、いくつになっても一言二言で意思疎通ができるのも。
やっぱり同じ時間を共有してきたからで。同じ思い出があるからなんだと思う。
それに最近気づいたのが、いままで何度も思い出している思い出でも今になって改めて思い返してみたときに、ああ。あいつのあの時の言葉にはこういう意味があったんだとか。ああ、気づかなかったけどああ言ってくれた裏にはきっとこういう気持ちがあったんだろうなとか。
いまになって思い出の中に新しい発見をすることがある。
たまには足もとを確認することは大切だし、なんども反芻するように思い出を磨いていくなかで改めて再発見がでいたり、そこから今を見つめなおしていくということは大切なことだと思う。
まぁどんだけ思い返しても、高校2年生のときに、廊下を歩いているだけなのに、会うたびに遠くのほうから大きい声で。
「お~いよしおか。まだ学校にいたの。はやく学校辞めて。」
と、にこりともせずに、こばてぃ(先生)に言われ続けた思い出だけはどんなに反芻してもなにも再発見はできないけど。
まぁなにはともあれ。
同じ夢や希望をもっていく仲間も大切だけど。同じくらいにおなじ思い出をもっている仲間というのは大切なんだと思います。
POSTED @ 2008.01.24 |
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