• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 経験至上主義
2005.03.27


今日は朝からぽかぽかと小春日和
最近暖かくなってきて外にいる時間が増えた。
動物が冬眠から目覚めるのもわかる気がする。

昨日は夕方に今年初めての靖国神社参拝に行ってきた。
土曜だからか結構人が多かった。
東京の桜の開花基準はここの桜をみて決めるんだけど
まだ全然。東京に桜前線はまだきていないみたいだ。
そして鳥居の麓には
「大和国民の子孫であることに胸を張れ」
とかかれたTシャツをきたおじさんが三味線をひいてた
おじさんよ。あんたは熱い!

そして今日は久々の自転車の旅 from 上野
まだ桜は咲いてないもののはやくもフライング気味の
お花見客でにぎわっていた。
また東京科学博物館で恐竜展がやってるせいか
ちびっこたちが多いこと多いこと。

ひさびさにこんなににぎわった上野にきた。

そのまま谷中に抜けてかねてより行きたかった
谷中ボッサに行って来た。ソファーが心地いいし
音楽がまたいい。真空管の音響にスピーカも
かなりいいものを使ってる、店長のこだわりかな。

そこでふと手に取った雑誌「SWICH」を読んでたら

なんでも名前を聞いただけで安心してしまうのは
ばかげている。経験主義が一番。
つまり、イチゴと聞いたら食べなくてもそれでイチゴはイチゴでしょ。
味も形も色も頭で先に理解する。
でも世の中にはいままで食べたこともないような
イチゴがあるかもしれないし、いままでのどのイチゴよりもうまいかもしれない。
名前や呼び方でなんでもひとくくりにするのではなく
なにごともつね経験こそ一番だと。

的確に伝えられたかどうか微妙だけど
そんな内容の記事をみつけて
本当にその通りだと思った。

そうおもっていつもは飲まない
コーヒーなんぞ頼んでみたものの
やはり苦いもんは苦い。

そんなこんなの小春日和のここ数日

次はどこいこうかなって考えながら一日外で
過ごすのはすごく楽しい。

時間を使ってやってるって
そんな気持ちがする。

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Title: 怒濤のようなここ数日
2005.03.21


寺というものは年になんどかとんでもなく忙しいときがある。
時に今はお彼岸。
人疲れした。でもいつも思うけど
いろんな人の話を聞くいい機会だ。

そして昨日の夜はそんなお彼岸の真っ最中にもかかわらず
ハーフの友達のホームパーティに招かれた。

なんとまぁ日本語の全くないパーティだった。
かろうじてリスニングはできるものの自分の思いを伝えるのに苦労した。
経営って説明するの難しいね。
お寺の方は以外に「Monk」という
一言でわかってもらえるんだけどね。

イギリス人、ハワイアン、アメリカンハーフ、クウォータ
久々にここはどこかアジアのドミトリーかと思うような空気がながれてて
心地よかった。

なかでもハワイアンのボビーと宗教の話になってなかなか深い話ができた。
もっとおれの英語力があればいいこといえただろうに。

中国人に宗教を聞いたら共産党というらしい。
すべてではないにしてもこれはほんとなんだろうか。

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Title: キューバと酢豚
2005.03.16


今日は久々に一日休みだった。
そして今日の休日は100点ともいえるほど
充実した満たされた休日だった。

その100点の休日にしてくれたのが
題にも書いた「キューバと酢豚」

すこし遅めに起きた今日は
あさからBEGINの「島人ぬ宝」
を聴きながら一時間近く風呂の中で
チェゲバラの本を読む。

そしてお腹を満たす為に家をでた。

だれもがそうだと思うけど
好きな食べ物ってのは
自分の中ではけっこう偏ってるもので
中華料理を食べにいって
おれはニラレバやエビチリはあまり好んで頼まないけど
酢豚と鶏肉のカシューナッツ炒めは絶対に欲しい一品

そんな一品の酢豚

ここで話しておかなければならないのが
おれと酢豚の関係。

大学時代京都にいたおれは
ほぼ定食・コンビニ・王将の日々だったわけで
そのなかで一日に3度も食べていたほど
うまい定食があった。

それが「御旅定食」
(酢豚とあんかけ卵、大量のキャベツと酢の物とご飯)
北大路大宮を下がったところにある
なんてことない普通の中華飯店

特筆すべきはふたが閉まらないほどの
ご飯の量。

これだけはどこの定食屋にも負けないだろう。

そしてあまりにも出前を頼みすぎて(最高一日4回)
注文の電話で名前をいうだけで

「ああ御旅定食ね、今日は何個?」

といってくれていたやさしいおじさん。

ときに酢豚定食を頼んだのに
あたりまえのように御旅定食を持ってきた
やさしいおじさん。

そんなおじさんの作る酢豚はおれのなかで
おいしい酢豚部門で堂々の一位をもう何年も守り続けてきた。
本場中国でたべた酢豚よりも上だったわけで

そんな酢豚の順位が今日
ついに入れ替わった。

ついにあの酢豚を越える酢豚に出会ってしまった。

その店のことはまたきっと書くことになるから
省略して。

その満たされたお腹をかかえて
家に戻ると見る時間がなくて
たまっていたDVDの中から

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」
をひっぱってきて見ることにした。

このあいだキューバの話をかいたときに
あれを読んだ人からのお薦めだったので
楽しみにしてた一品

はじまって数秒

はじめにカストロとゲバラの写真を紹介するシーン
そしてハバナの町並み・・・・

そこでもう完全に引き込まれた。

そして何よりも前編を通してながれるキューバ音楽と
しゃがれ声で葉巻をくわえたかっこいい老人たち
かっこいいとはこういうことだ。と思わずおれも
煙草に火をつけた。

この国は最高に熱い。
ポルコロッソ的かっこよさのちりばめられた国
素直にそう思った。

見始めて時間がたてばたつほどキューバへの想いが
確たるものにかわっていくのがわかって
まずいことにいてもたってもいられなくなった。
飛行機のチケットの値段を調べたくらい
自分の気持ちを抑えるのが大変だった。

いい映画、いい本、いい映像、いい音楽、おいしい料理

それらは自分の感覚を
一変させるほどの力がある。

たとえば

いい音楽の中にいたら
お腹いっぱいで苦しいことが
すごく満たされているような幸せな感覚にかわる。

いい映画を見るとその時の気候の一つ一つを
噛みしめて感じられる。雨でも晴れでも。

いい本を読んだらテレビを消して
何もしていない時間も贅沢に感じる。

おいしい料理の前では
なにげない会話がとても幸せに感じる。

今日はそういう感覚に満たされた一日だった。

今日のおれは最高に幸せだ。

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Title: NO WOMAN NO CRY
2005.03.12


たまにはつらつらと思いついたことを
ひたすらに書いてみる。

久々にBoBMarleyのCDを聴いてる.
No WomanNo Cry最高
なんかレゲエを聴くと
大学の学際にきた「もんたよしのり」を思い出す
とにかく熱い。

最近のお気に入りは
コカコーラのCM
ってか最高
さわやかになるひととき満載
でてる女の子かわいすぎ。

最近純粋に文学に興味がある
ヘミングウェイやドストエフスキー
有名なところの有名な文章
を読んでみたくなった。
いままでなんだかんだと
自分の好きな分野しか
本を読んでなかったから。
多くの先人の書いた文章が無性に読みたい。

それに付随して
中原中也、宮沢賢治
なんであんなにきれいな
日本語を書けるんだろう。
久々に引っ張り出した詩集に
久々に感動した。

最近、小難しい本と
小難しい出来事ばかりで
頭が疲れた気がする。
ドラえもんとか一日中見ていよう。
なんていってもおすすめは
「のび太の小宇宙戦争」
挿入歌の歌最高。
ああ~僕は~いつ頃おとなになるんだろう♪

そういえば4月からドラえもんの声優が変わる
楽しみだ。そしてなによりも
「ドラえもん」と打ち込んで変換すると
「ドラ」だけがカタカナになるのにいま感動。

最近テレビはなくても
生きていけるような気がするけど
パソコンがなくなったら
生きていけないような気がする。
いつのまにこんなに根付いたんだ
インターネットよ。

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Title: 文章を書くために必要なもの
2005.03.09


文章を書くのに必要なのは

荒々しく研ぎ澄まされた感性
むさぼるような好奇心
どん欲で強欲とも呼べる知性
渇望の極み
孤独の共生
崇高なる死生観
腐った社会性
希薄な人間関係
逃れようのない鎖
塗り固められた嘘
虚像のような浮揚感
一瞬の昂揚
くだらない激高

そしてだまされた自分

凝縮された固執する活字
禍々しい個体の収束
育むすべのない螺旋
誇示する存在感
脆弱な自己

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。