Title: 秋の空気とふがいない自分
もうすぐ秋のお彼岸が来る。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったモノでホントにこの日を境に気候が変わる。最近じゃ朝と夕方の空が間違いなく秋に向かっているなと感じる。
仕事帰りの高速からほぼ一年中夕焼けを見てると、夕焼けを見ただけで季節を当てられるような気になってくる。
そんな初秋の今日この頃。
週末にラグビーの合宿があった。
ラグビーの聖地といえば菅平、ここに行くのは大学の合宿以来だから4年ぶり。4年ぶりの合宿ということもあって気合い十分。10月の大会を前に社会人を中心にしているため普段なかなかそろうことが難しいチームにとっても今回の合宿はとても重要な意味を持つ。
自分自身その貴重な練習時間をしっかりわかっていたし期待に応えなければという気持ちで、少なくとも合宿の練習に耐えられるだけの身体を作ろうと何ヶ月も前からトレーニングを続けてきていた。
1日目のミーティングで自分が絡むサインが作られて(大谷でいう大畑のサイン)2日目の練習試合でそれが試されることとなった。
試合開始20分、敵陣22m目前、左オープンの絶好のチャンス。でサインが出された。
ブレイクと同時にブラインドサイドからオープンサイドに走り出し、スタンドから2線をとばされたボールが俺の手元に飛んでくる。
キャッチすると同時にあいてを抜き去りフルバックとの一対一も軽く抜き去りトライ。
ゴールに飛び込んだ瞬間だ。
ぶちっ・・・・
鈍い音とともに足に激痛。
左太股裏肉離れ
うまれてはじめての肉離れだ。
正直こんなに痛いと思わなかった。
そのまま交代してグランドの外で激痛に耐えたまま試合は終了
結果は俺のトライのあともう1本トライを決めたうちのチームの勝利。
1ヶ月のトレーニングで持久力もスピードも瞬発力も現役まで行かなくとも社会人4部リーグでは十分に通用する位まではもどっていたのは間違いない。
ただ1つの誤算だったのはそれに身体がついていかなかったことだ。
本気で生まれた初めて身体が衰えてきてるのかなって真剣にへこんだ。いままでこんなに自分でベストコンディションを整えて臨んだ試合はなかったのに。
ふがいなさとくやしさで怒りというよりも悲しさすらこみ上げてくる。
でも本番はこれからだ。むしろここでよかったと納得することにして10月の本大会で借りを返してやる。
POSTED @ 2005.09.12 |
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