• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 片雲の風にさそはれて漂白の思ひやまず


古人も多く旅に死しせるあり
予もいづれの年よりか
片雲の風にさそはれて
漂白の思ひやまず

松尾芭蕉、晩年の句

旅に出たい気持ちは今も昔も変わることなく、
私たちの心の中に生きついています。

まさに漂白の思いやまず
道祖神が手招きをしています。
久々に熱が下がりません。
とはいっても寝込んでるわけではなく
完全なキューバ熱にかかっています。

そして日々の日常がおろそかになりつつあります。

キューバキューバキューバ
キューバに行きたい。

いつか中米~南米へと
思ってはいたものの
なかなか機会もなく漠然とした思いだったものが
キューバを見たい。キューバの空気を感じたい。
キューバの人と話したい・・・・という想いが
まさに沸々と沸いてきています。

航空券の値段を見たり・・・
情報を仕入れれば仕入れるほど
キューバがおれを呼んでいる気がする。

でもな・・・仕事もいまは忙しいし・・・・
4月までにやらねばならないことは山ほどあるし・・・
でもキューバが・・・・

さてなぜここまでキューバなのか。
勘のいい人は気づいたかもしれないけど

エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ
そうチェ・ゲバラの影響です。

彼の感じたものを感じたい。
彼の見たものを俺も見たい。
そんならまずはキューバだ。
となったわけです。

彼の理想・思想・そして歴史を知るうちに
彼の人間性やカリスマ性。
もっと深くゲバラという人間を知りたいと思うようになった。

本を読みあされば読みあさるほど
自分のいままでの無知さ。
自分の思想や理想が
いかに薄いものだったかを痛感した。

知らなければならないことがたくさんある。
そもそも恥ずかしながらいままで
資本主義とはなにか。社会主義とはなにか。
その定義すらはっきり答えられなかった自分が
いっぱしに社会を語ってたのかと思うと穴があったら入りたいくらいだ。

知れば知る苦悩ってのもある。
知らなければ知らない苦悩ってのもある。

でもおれは色々なことを知りたい。
色々な思想を学びたい。

そして知らなければならないことってのは
たくさんある。

疑問を持って生きていくこと
そしてそれを一つづつ形にする力
そういうものを持った人間になりたい。

POSTED @ 2005.02.28 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。