Title: 恩は因に心と書きます。
時期はずれの台風が通り過ぎて台風一過の昨日。寺に金光寿郎さんがきました。
知らない人はまったく知らないと思いますが。NHKで宗教の時間というテレビをやっているかたです。
その先生が講演を終えて控え室で休憩されていたので挨拶に行きそこですこし話をさせてもらいました。
その先生はお弁当を食べながら唐突にこんな話をしてくれました。
私の知り合いの方で旅行をされるのが大好きな方がいます。
その方がおっしゃってたのですが。
その方はお弁当が大好きでいろんな種類のお弁当をたくさん抱えて船に乗るそうです。
その時にお弁当を両手に一杯たくさん抱えて歩いていると重くてしょうがない。
でもそれを全部食べておなかに入れてしまうと、同じ重さなのに全然気にならないしまったく重いなんて感じないんですよね。
・・・・・・・
あまりに唐突だったので。
おもわず。はぁ。
たしかにそうですね。
としかいえませんでした。
すると先生は
きっと宗教も同じなんですよ。
といいました。
頭であれだこれだ。両手に本を抱えているうちは重たくてしょうがないんですね。
でもおなかに入れちゃえば全然なんてことない。
簡単なことなんです。
ほんとにそのとおりだと思いました。最近自分で感じていたこととものすごく同じだったのでものすごく素直にその言葉が入ってくる気がしました。
感覚的にとしか言いようがないけど。
これが「理解する」と「わかる」の違いなんだと思います。
恩とは因に心とかきます。
因は大切です。
まえにまえに。
POSTED @ 2007.10.29 |
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