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Title: 夏におきた事件の話 後書き
2005.06.30
やっぱり書くのはおもしろい。 >>つづく と書いた以上は間を開けたくないし 当時のことを久々に思い返してみて 思い出せば出すほど 今回これを書くにあたって いま俺の中にあるのは 絶望に近い希望と という一文だ。 この時の感性のうち何%が今の俺の中に残ってるんだろうか・・・・ あの頃はつねに何かが欠けていて何かが足りなかった。 いろんなことに不条理を感じていたし 今思えば感じていたというよりも 自分で生きると言うことを意識しはじめて あの頃はどこかが病的に欠落していたと思う。 食べても食べてもお腹が一杯にならなくて こころが満たされることはなかったように感じる。 だからいつも目新しいモノや刺激を求めてて 今回の話もそんな中から生まれた一つのエピソードだ。 あの頃の書いた文章の中に 幸せは自分との戦いの終わりを意味する。 今思えばなんて陰な響きなんだろう。 いつもどん欲になにかを探して 立ち止まることで自分の中の何かが淀んでしまう。 そう思いこんでいたからだと思う。 欠けてた部分は大人になり そこが満たされることで失った代償はなんなんだろう。 感性ってのは衰えて失っていくモノなのか。 後者であることを願いたい。 | コメントを書く (0) | Trackback (0)Title: 夏におきた事件の話 完結編
2005.06.29
しびれをきらしてH君やY君に電話をするが H君に至っては暇なので遊びに行こうと言っている。 さすがに遊びに行く気にはなれず家で悶々としていると 大の字で漫画を読んでいたのだが一瞬で電話に飛びついた。 消え入りそうなT弟の声がした もしもし もしもしと返事する時間すらもったいない おまえ大丈夫か?どうなった? 電波が悪いだけじゃない。 大丈夫なわけないだろ。 彼の話によると あの後横道に逃げ込んだT兄弟 T弟はあまりの足の痛さに でもその警官が無線でパトカーを呼ぶのを聞いて このへんの往生際の悪さはぼくらみんなに共通している。 そしてそのままひた走り、近くの小学校に逃げ込んだという。 その茂みの中でとぎれとぎれに警察無線が聞こえたという 「え~こちらOO・・・いまXX小・・・付近です・の帽子・・・茶色の帽子・・・・」 茶色の帽子!? 間違いなく俺をピンポイントで追ってる・・・・ そう思った瞬間にものすごい孤独感と 同時に記憶の片隅に猛ダッシュで逃げるY君の背中が 無線でパトカーを呼ばれ数台のパトカーと もうだめだ。 直感的にそう思ったという。 自分から校門のところまででていって一言 すいませんでした。 茶色の帽子は一応脱いで謝ったという。 自首すれば罪が軽くなると思ったそうだ。 そして今度はしっかりと両脇を抱えられ そして警察署に連行 その途中で僕らとすれ違っているのだが そしてここからがT弟にしては根性を見せたところだ。 まず名前を名乗りなさいと言われたらしい。 次に家の住所 次のどこの学校だ?に対して それほど僕らは退学をおそれていた。 次に他の仲間の名前は? 嘘つけ 本当です 嘘つくな 本当です。 どこで会ったんだ。 (もっとましな嘘をつけ・・・・) 誰だかいいなさい! いえません。 なんとT弟ここで一切口を割ることはなかったという。 (まてよ・・・口を割らなかったのになんで帰れたんだ・・・・) その疑問はのちに明らかになる。 そして明け方6時過ぎに父親が警察署へお迎え 一言、おまえらと金輪際つきあうなと言われたよ・・・・ そりゃ言われるだろう。 まちがいない。 ところでどこにいくつもりだったんだ? ふとお巡りさんに問いかけられ。 皇居です・・・・・ この答えに父親と警察は絶句したという・・・ その答えに続いて 最後に家に帰りたければ首謀者の 親父にも警察にもつめよられたそうだ。 これを言わなきゃ帰れない・・・・ 一睡もしてない状態で何時間も怒られ続け この一言を言えば帰れるんだ・・・・・・・・ 心の中の悪魔がほほえんだという。 OO君です・・・・・<俺の名前 えっ・・・・・・・・・・うそ・・・・・・・ おれは絶句した。 ごめん!ほんとごめん! じゃそういうことでまたかけるよ。 がちゃ つーつー おいおいそういうこととはどういうことだ。 俺の名前は間違いなくブラックリストにのった。 またブレーカーが落ちた。 しばらく放心状態でいると H君からの着信 さっそくこの話を聞いたらしい おまえ!絶対口割るなよ~ かるく半笑いなのがかんに障る 怒りというか情けなさというか、 おれはできるだけ冷静に静かに重々しく一言返した。 おまえはほんとに死んだらいいと思う。 そういうと同時に電話を切った。 その後しばらくおびえたネズミのような いまだ今日まで警察署からの電話も出頭命令もない・・・・・・ これが僕らの夏の思い出。 その後この中の何名かは他の理由で学校を去ったり いまはなかなかみんなで会う時間もないが そんな一夏の思い出の話 完
Title: 続・続・夏におきた事件の話
2005.06.28
タクシーは使えない・・・足がつくと困る。 さてどうする・・・・ みんな無い頭をひねり出していると それどうしたの! みんなが一斉に聞く よれよれと自転車をこぎながらH君は一言 落ちてた。 落ちてるわけがない。 でもなかなかいい案だ。 これなら足がつかないし みんなおのおのその辺に止めてある自転車を探しだし 必ず返すと心に決めて僕らは自転車に乗り込んだ。 どうしても2台ほど借りることができずに 走りながら妙にパトカーの多いことが気がかりだったのだが 実はこの時の僕らには知るよしもないことだが 管轄の富坂警察署はまだ僕らがその辺にいると踏んでパトロールを強化していたのだ。 その頃、そんなことを知るはずもない僕らはリンダリンダを熱唱中だった。 それからしばらくして裏道で手頃な自転車が落ちているのを発見。 でもH君どうしてもその自転車が気に入ってしまい みんなしかたなくその作業を見守った。 深夜の裏通りに鍵をたたく音だけが響く。 その時だ。 向こうからすごい勢いで向かってくる小さな光が2つ それを一番はじめに発見したのは僕だった。 警察だ! おもわず叫んだ。 さてここでおさらいをしておこう。 何があっても仲間を見捨てない。 そう僕らは固い絆で結ばれていたのだ。 僕が叫んだ瞬間だ。 僕らは蜘蛛の子を散らしたようにちりじりに走り出した。 僕は先頭で逃げ出しそれを茨城出身のY君が追い越した。 鍵を壊していたH君・・・ そしてそのなぎ倒した自転車はなんとその後ろにいた双子のT兄弟を直撃した! 鈍い音と高い悲鳴が響いた。 まさに地獄絵図だ。 僕は振り返ると自転車の直撃をうけた双子のT兄弟の弟の足は 僕らの方に逃げられなかったA君にF君、S君が 向こうからくる警察との距離はもう数メートル 警察の手がもうそこまで迫ろうとしたときに そして二人は横道に走り込んだのだ。 これのどこに固い絆があったのだろう。 あの取り決めをしたときに 俺ら絶対守りあおうな!と誰よりも目をきらきらさせてたH君 T君に自転車が直撃したのを目の前で目の当たりにして そして警察を発見したときにはもう半身になっていた自分・・・・ 完璧なチームワークだ。 この逃走劇でみんなはちりじりになり とりあえず僕は裏路地から裏路地へ もうどれくらい走ったかわからない。 みんながどこにいるのかもわからず この後みんながそろうまでにまた一悶着あったのだが みんな見事に逃げ切り遊園地の進入ポイントで合流完了 みんな息を切らしながらも みんな酷い顔だ。 疲労と焦燥と不安が入り乱れ 俗にいうマジ顔だ。 そのときだ。 T兄弟の兄が口を開く・・・・ 弟がいない・・・・・ そこでみんな一人足りないのに気づく。 自転車が直撃したT兄弟の弟がいない。 30分ほどまっただろうかまだ現れない。 あいつはしゃぎすぎてたからな・・・・ むちゃくちゃだ。 兄は頭をかかえている。 しかしいつまでもここにいてもしょうがない 一人を欠いた7人は一旦僕のうちに避難することにした。 家に向かうために警戒しながら大通りに出た瞬間 その瞬間全員が目を疑った。 なんと後部座席に脇を警官に固められたT弟が みんな声を出す間もなく ・・・・・・・・・・・・・ みた? みた。 あいつ白目むいてたぞ・・・ うそつけ! みんなの顔は顔面蒼白だ。 ああ退学は間違いないな・・・・ あのときのT兄の顔はわすれられない・・・・ もう終わりだもう終わりだ・・・・ とつぶやいている。 隣のF君 これは夢だ・・・これは夢だ と自分に言い聞かせている。 みんな軽くあぶない状態だ・・・・ 人間は理解しがたい現実に直面すると 僕はブレーカーが落ちたみたいになにも考えられなかった。 ただ眠りたい・・・それだけだった。 しかしつぎに口を開いたH君の一言でみんなは愕然とした。 ああ腹減った・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ここまでくると大物だ・・ その後みんなで家につくとさすがに疲労困憊 その先のことなんて考える余裕もなく 明け方になりT兄が僕を起こした。 俺かえるわ・・・・ T兄のPHSには家からの着信が何十件もはいっている。 そのまま無言で家をでたT兄 そしてみんなが目を覚ますと、 こうして「夜の遊園地計画」は幕を閉じたのだった そう最悪の形で・・・・・ いつ学校から電話が入るか・・・・ おびえるなんてもんじゃない 人間は極度の恐怖を感じると全身に力が入らなくなる できればそんな発見一生知らずに過ごしたかった・・・・・ 長くなったのでこの後の成り行きは次回へ >>つづく
Title: 続・続・夏におきた事件の話
2005.06.28
タクシーは使えない・・・足がつくと困る。 さてどうする・・・・ みんな無い頭をひねり出していると それどうしたの! みんなが一斉に聞く よれよれと自転車をこぎながらH君は一言 落ちてた。 落ちてるわけがない。 でもなかなかいい案だ。 これなら足がつかないし みんなおのおのその辺に止めてある自転車を探しだし 必ず返すと心に決めて僕らは自転車に乗り込んだ。 どうしても2台ほど借りることができずに 走りながら妙にパトカーの多いことが気がかりだったのだが 実はこの時の僕らには知るよしもないことだが 管轄の富坂警察署はまだ僕らがその辺にいると踏んでパトロールを強化していたのだ。 その頃、そんなことを知るはずもない僕らはリンダリンダを熱唱中だった。 それからしばらくして裏道で手頃な自転車が落ちているのを発見。 でもH君どうしてもその自転車が気に入ってしまい みんなしかたなくその作業を見守った。 深夜の裏通りに鍵をたたく音だけが響く。 その時だ。 向こうからすごい勢いで向かってくる小さな光が2つ それを一番はじめに発見したのは僕だった。 警察だ! おもわず叫んだ。 さてここでおさらいをしておこう。 何があっても仲間を見捨てない。 そう僕らは固い絆で結ばれていたのだ。 僕が叫んだ瞬間だ。 僕らは蜘蛛の子を散らしたようにちりじりに走り出した。 僕は先頭で逃げ出しそれを茨城出身のY君が追い越した。 鍵を壊していたH君・・・ そしてそのなぎ倒した自転車はなんとその後ろにいた双子のT兄弟を直撃した! 鈍い音と高い悲鳴が響いた。 まさに地獄絵図だ。 僕は振り返ると自転車の直撃をうけた双子のT兄弟の弟の足は 僕らの方に逃げられなかったA君にF君、S君が 向こうからくる警察との距離はもう数メートル 警察の手がもうそこまで迫ろうとしたときに そして二人は横道に走り込んだのだ。 これのどこに固い絆があったのだろう。 あの取り決めをしたときに 俺ら絶対守りあおうな!と誰よりも目をきらきらさせてたH君 T君に自転車が直撃したのを目の前で目の当たりにして そして警察を発見したときにはもう半身になっていた自分・・・・ 完璧なチームワークだ。 この逃走劇でみんなはちりじりになり とりあえず僕は裏路地から裏路地へ もうどれくらい走ったかわからない。 みんながどこにいるのかもわからず この後みんながそろうまでにまた一悶着あったのだが みんな見事に逃げ切り遊園地の進入ポイントで合流完了 みんな息を切らしながらも みんな酷い顔だ。 疲労と焦燥と不安が入り乱れ 俗にいうマジ顔だ。 そのときだ。 T兄弟の兄が口を開く・・・・ 弟がいない・・・・・ そこでみんな一人足りないのに気づく。 自転車が直撃したT兄弟の弟がいない。 30分ほどまっただろうかまだ現れない。 あいつはしゃぎすぎてたからな・・・・ むちゃくちゃだ。 兄は頭をかかえている。 しかしいつまでもここにいてもしょうがない 一人を欠いた7人は一旦僕のうちに避難することにした。 家に向かうために警戒しながら大通りに出た瞬間 その瞬間全員が目を疑った。 なんと後部座席に脇を警官に固められたT弟が みんな声を出す間もなく ・・・・・・・・・・・・・ みた? みた。 あいつ白目むいてたぞ・・・ うそつけ! みんなの顔は顔面蒼白だ。 ああ退学は間違いないな・・・・ あのときのT兄の顔はわすれられない・・・・ もう終わりだもう終わりだ・・・・ とつぶやいている。 隣のF君 これは夢だ・・・これは夢だ と自分に言い聞かせている。 みんな軽くあぶない状態だ・・・・ 人間は理解しがたい現実に直面すると 僕はブレーカーが落ちたみたいになにも考えられなかった。 ただ眠りたい・・・それだけだった。 しかしつぎに口を開いたH君の一言でみんなは愕然とした。 ああ腹減った・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ここまでくると大物だ・・ その後みんなで家につくとさすがに疲労困憊 その先のことなんて考える余裕もなく 明け方になりT兄が僕を起こした。 俺かえるわ・・・・ T兄のPHSには家からの着信が何十件もはいっている。 そのまま無言で家をでたT兄 そしてみんなが目を覚ますと、 こうして「夜の遊園地計画」は幕を閉じたのだった そう最悪の形で・・・・・ いつ学校から電話が入るか・・・・ おびえるなんてもんじゃない 人間は極度の恐怖を感じると全身に力が入らなくなる できればそんな発見一生知らずに過ごしたかった・・・・・ 長くなったのでこの後の成り行きは次回へ >>つづく
Title: 続・夏におきた事件の話
2005.06.27
園内に着地した8人は顔を見合わせるものの みんなの鼻息と自動販売機の低い機械音だけが それぞれが緊張と興奮で垂れ流しのアドレナリンに 人のいないひっそりとした遊園地の静けさが 昼間、人の多いところほど人がいなくなると不気味な違和感を生み出す。 はじめはみんなきちんと等間隔を守り 「おお!」 そのうち先行していた一人が声をあげた。 真っ暗な中でみんなはその声をたよりにそこへ駆け寄った みんなが行き着くとなんと大きな樽に そこで得意満面のF君 「みてこれ」 おもむろにその樽の蛇口をひねる。 なんとそこからビールがどんどんでてくる。 僕らは狂喜乱舞した。 フライングして蛇口に飛びついたH君は この時点で悲劇への激鉄はカチリと音をたてて立てられた。 ただでさえバカなのが8人もいて でもこのときの光景は今でも焼き付いている。 双子のT兄弟のやりはじめた江頭の物まねが そして浴びるほどビールを飲んでいたH君が またも僕らは狂喜乱舞した。 それに負けじとT君も屋台の中からナッツの袋を見つけだす。 そんなことをしながら僕らは そのとき まだ屋台に潜り込んでいたF君が みんなが振り向くと みんな一瞬静まりかえる。 でもこのとき誰一人として 僕は現金というリアルなモノを だれからでもなく おいFそれはもどしとけよ。 という声があがった。 でも俺の横で浴びるほどビールを飲んでいた それなのに右にならえで F君はしぶしぶだがそれをもとにあった場所に戻しにいった。 こんだけやっといてって思うひとがいるかもしれないけど バカにもバカなりにポリシーはある。 あの頃の僕らはみんな自由を楽しむとは もしあそこであの金庫をあけていたら この時この事件があって そしてこの時が「夜の遊園地計画」のピークだったということを もうほろ酔いなんてもんじゃない状態のバカ8人 そろそろ夜の遊園地に飽き始めたのだが もっとでかいことしたいなぁ 話はどんどん危険な方向へ向かう。 その時おれの口から飛び出したとんでもない一言が ここが運命の分かれ道だったのだ。 「そうだ皇居にいこう!」 正直軽いノリだ。半ば冗談も入ってる。 そしたらべろべろに酔っぱらったH君 「天皇陛下に会えるかも!会ったことないし!」と言ったのだ。 バカだ・・・つっこみようもない。 次に口を開いたT君 「いやもう寝てるだろ!」 そういう問題ではない。 そこにいままで黙っていたY君 「いくしかね~べぇ!」 やっと口を開いたかと思えば・・・ この時の理性と冷静な判断力のかけらもない そして僕らは そうだ京都へいこう! のノリで そうだ皇居へ行こう! を実行に移してしまったのだ。 今思えば本当にバカだ。 >>つづく | コメントを書く (0) | Trackback (0)Title: 夏におきた事件の話
2005.06.26
ああそういえばあんな事件もあったね。 その中には覚えてるモノも 俺は一体いままで夏に何をしてきてたんだろうか・・・・・ でも俺が一番はじめに思い出すのはいつもあの事件だ。 おれが初めてやった大きな事件かな。 でもまだ時効になってないと困るから大まかに書く。 あれは忘れもしない高校1年の夏 全寮制で育った血気盛んな思春期の少年達は 毎年夏休みを目前にしてそれぞれいろんな計画を持ち出し ■参考までにそこで挙げられた計画の数々■ ここには書けないモノもあるけど今思えば ここで誰かが宗田治の小説でも持ち出せば そこで俺はみんなにかねてより密かに温めていた計画をうち明けた。 それは題して「夜の遊園地計画」 もともとこれを思いついたのはディズニーランドに行ったときに しかし天下のディズニーランドまではあまりに遠く 計画の大まかな流れはこうだ。 事前の偵察により深夜人目につかずに忍び込めるポイントが発見されたことから 参加予定人数は10人(当日不参加は2名) そして決行当日 集合してひたすら大音響でブルーハーツを聴きまくり まずはじめに一つの取り決めをした。 何があっても仲間を見捨てない。 メンバは主にラグビー部、柔道部、サッカー部を中心として大半が体育会系 近くの駅からその某遊園地に向かって4人ずつ2組 近くの駅から2台のタクシーにのった4人組2グループのうち ドア側から俺、A君 F君 前の座席にH君 次の瞬間 「釣りはいらねぇ!」 とF君が大声で叫び そして息をきらせて進入ポイントまで一気に駆け上がり そしてあの一言だ・・・・ 今思えばあきれてモノもいえないが その英雄的行動をさんざんたたえ合った後 僕らは進入ポイントの柵の前に並んだ。 さぁいよいよ 「夜の遊園地計画の幕開けだ」 >>つづく | コメントを書く (0) | Trackback (0)Title: 夏に纏わるはなし
2005.06.24
ワンダフルワールドを聴きながら 向こうからそうめんに入れるネギを切る音でも聞こえてきたら完璧だ。 そういえばこないだWOWWOWで 理想とする夏像は人それぞれだけど 縁側に風鈴。スイカにそうめん。 この時期、街で最高ですかぁ~?と聴かれたら 夏になると思い出すモノ。 ■映画部門■ いつだったか夏の午後に何気なく見た映画なんだけど それとどうしても忘れられないのがなんか そして「グランブルー」 ■書籍部門■ 間違いなくこの時期に思い出すのは 夏に鷺沢萌を読むと夕方から繁華街にでたくなる。 そして「ヴァージニアウルフ短編集」 彼女が短編小説をショートストーリーとは呼ばずに 最後にいまふと思い出した「クオレ」 付則だけど夏休みの宿題のドリルってのはほんとに嫌い 話がそれたけどあの頃読んだモノって俺の中で結構残ってるんだよね 夏目漱石や太宰治もあの頃に好きになった。 ■場所部門■ 夏といえば御宿の海 最近は知らないけど熱海とか伊豆の旅館のような ある年に御宿に向かう電車の中で いまどこで何をしてるんだろう。 冷凍みかんをくれたおばあちゃんは元気にしてるんだろうか。 そして夏と言えばやっぱプール 毎年隅田川の花火大会をみてた土手 夏に纏わる場所なんてきりがないほどでてくる。 こう考えると夏の出来事はおれののちに Title: ここ数日のおれ
2005.06.14
■金曜日■ 高校の友達と飲みに行く。 「おっ吉岡。なんか顔がきりっとしたなぁ。たしか京都いってたんだよな」 おれを覚えてる人がいたってのがなんか普通に嬉しかった。 そんないい気分もつかの間 踏んじゃうだろーが! ■土曜日■ この日は元々接待ゴルフに行く予定があったのだが 男四人新宿ですよ。 そしてまたも終電で帰ろうと新宿へむかうとあり得ない人の数・・・ ここはインドか! でも今日一番印象に残ってるのは数少ない結婚した友達の かわいそうだなおまえ・・・・ ■日曜■ なんと今日は朝からラグビーの試合。 前の日まではどうなることかと心配してたんだけど 炎天下の中で久々に動きまくりくたくただけどかなり楽しかった。 おれまだまだいけんじゃん!
こんな感じの三日間。 正直体はもうくたくたです。 それとここ三日間毎日電車に乗ったんだけど、 電車に乗ってる時ってほとんどの人は ごくたまにそういう自分の世界に入らず列車の中にとけ込んでない人がいることを発見。 そんなここ数日。 Title: 日本ではないどこか
2005.06.09
そこで誰かわからないけど隣にいる その子はなんか他人じゃないような感じなんだけど でも顔がでてこない。 そこで目が覚めた。 目が覚めてあまりにもはっきりといまの情景を覚えてて・・・ 昔から夢はよく覚えてるほうなんだけど Title: WC出場おめでとう!
2005.06.08
ってなわけで。我が家ではサッカー観戦の時には サッカーの内容のことを書き始めると そして昨日から読書月間のスタート。 まぁちまちまとした仕事と行事はあるが さてなにを読もうか。とりあえずはたまっている
Title: 一流の客
2005.06.06
某ホテルで会食をしたときの話 8時~9時で予約をしていたところ そしてフルコースの料理が運ばれてきてくつろぐこと1時間。 お店の人は何も言わずにデキャンタでワインを持ってきたという。 この無言の心配りに感動して。 その人は満足して帰ったという。 その後その話を友達に話をしたところ 「おまえ、それでどうしたんだ?」 「いや満足して帰ってきたよ。」 「その人の名前覚えてるか」 「いやそこまでは覚えてない」 「おまえそれじゃただの客だ、 と言われたという。 この場合。 やりすぎかと思うかもしれないし気取ってると思うかもしれない。 満足したのでお礼を言う。当然でしょう。 そういう客のマナーが一流のサービスを生み一流の料理を生み出すんだ。 一流の客とは一流のサービスに満足するだけでなく もしお客さんがみんな一流のサービスを受けて 客層が悪けりゃサービスも落ちるさ。 ましてやおれは客だ! まぁ中には一流だとふんぞり返って名前だけの店もある。 本当に品格のある店は客を選ぶと言うが これは高級料理店に限ったことじゃない いい客に支えられてる店はほんの小さな心遣いができるもんだ。 それがいい循環を生む。 なんでもそうだ。人と関わるとはそういうことだ。 おれもこれからは一流の客を目指そう。 | コメントを書く (0) | Trackback (0)Title: 思考の劇的変化
2005.06.02
でも実はそれは大きな勘違いなんじゃないかと思い始めた。 ここ二、三日そんなことばかりを考えてる。 実は人生は自分の上に乗っかっているモノを いやがおうにも自分の上にはいろんなものが積まれてくる 知らず知らずにのっかってくる箱みたいなもんだ。 生きてる限り息をしてるのと同じで一つまた一つと そういうものに経験だとか自分らしさだとか、プライドだとか でもそうやって自分の上にのっかったモノ。 でもそれを意識的におろそうとすると 「自分らしさ」 「幸せ」 「プライド」 「安心」 「責任」 「家族」 「恋人」 「見栄」 「過去の栄光」 って書いてあるんだ。これは大事だ。 おろせない・・・・って思うような荷札でいっぱいだ いきなり全部じゃなくてもいい、そのなかから 一見難しそうだけど多かれ少なかれみんながつぶれずにいるのは 時に中にはそれを意地でも手放さない、手放せない人もいる。 三島由紀夫も川端康成も そういう生き方もある。 抱えた荷物を極限まで増やすか、極限までへらすか。 いままでむき出しの自分でいるってことは裸で抜き身の刀の中を歩くようなもんだと Title: ココロノカタチ
2005.06.01
そんなときにふと気づくと どこが。というんじゃなくてふとした違和感だ。 なんか違う。なにかがずれてる。 完成してみてなにか違和感を感じるんだけど はじめはそれがなんでだかわかんなかったんだけど ある時そういうときは大抵活字と気持ちとのバランスがうまく取れてない 活字だけが先行したり気持ちだけが前にですぎてる時だ。 時にはぐちゃぐちゃの心の中を 大抵その瞬間の自分を冷静に見つめないとしっくりくる文章は書けない。 締め切りに追われたり著しく心が乱れてたり 活字は正直だ。 違和感を抱えたままの文章を残してしまうと まだまだ精進がたりないな。 日々精進 日々邁進 | コメントを書く (0) | Trackback (0) |
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