Title: えいえいおー
上杉謙信の言葉で「死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり」というのを見つけた。
ほんとその通りだなと思った。
そのまんま、
伝えようと思って、言葉を考えれば考えるほどに伝わらず、伝わらなくてもいいと思って、言葉を選ばずに思いの丈をぶつけてみれば案外伝わる。
なにかを理解しようと、考えて、たくさんの本とにらめっこしてもわからないのに、もういいやと思って考えるのをやめた時に、日常の生活の中にその答えを見つける。
静寂とはなにかを感じようと思って、いくら音を遮断しようとしてもできなかったのに。どしゃぶりの雨の本堂の中で、うるさいぐらいの雨音の中で静寂に気付かされる。
本当に人間でいることはおもしろいと思う。
真理は逆説のなかにこそ。
「とらわれない」ということは何よりも大事で、自分の脳みそがはじき出した、この道を進めば、答えに行きつけるということをとりあえず、疑ってみることが大事だと思う。
自分を疑えないということは、人間が自分の価値観と経験と知識にいかに、よりかかっているかということで、そこを脱しないと、絶対に前には進めないと思う。そこを脱しないと感じることができないことがたくさんあると思う。
自分なんて所詮だ。
先日YOGAの先生が仏陀の言葉をレッスンの前に出していましたが、「あなたのほしい宝はあなた自身の中にある」と、それだけ聞くと青い鳥のような話で終わってしまいそうですが、
これをもっとつっこんで補足するなら、ようは矢印を内側に向けていきなさい、幸せも不幸せも生み出しているのは、自分自身ですよといいたいわけで、さらに、ほしいと思っている宝を追い求めていくことで、そもそも宝とはなんだった?というところに行きつかせたいという、仏陀の思惑があるわけです。それを方便と呼ぶわけです。
えいえいおー
POSTED @ 2009.08.22 |
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