• PHOTO最終更新日2010年10月11日



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Title: 熱伝導の法則


熱は高いところから低いところに流れる。

だから冷たいと感じたらそれは
自分の熱がそこに流れていってるってことで

熱いと感じたらそこから
自分に熱が流れ込んできてるってこと

昨日の夜、
熱でぼやける頭を冷やしながら
ああいま俺の体の熱が
この冷えピタにどんどん吸収されていくなと・・・
高校の時に習った熱伝導の話
を思い出した。

基本的に理数系の科目は苦手だし
こんな法則はみてるだけで頭が痛くなるけど
物理や科学の話は大好きだった。

だからこんなふうに
ふと思い出すことがある。

ぼやける思考の中で
この熱伝導の法則は人に気持ちにも
同じコトが言えるんじゃないかなって
思った。

熱い奴は人を引きつける力がある。
そいつの熱がどんどん自分に流れ込んできて
自分の心も温かくなってきて前向きになる。

音楽がいい例で。
熱い曲は自分が弱ってるときは
こころにどんどんしみこんでくる感じがする。
ブルーハーツが体に染みるときは
まちがいなくおれは弱ってる時。
はじけて歌ってるときは飽和してるから
外にだせるけど、あの8ビートを目をつぶって
聞き惚れてるときは
たいていぎりぎりのとき。
悲しい曲をきけば悲しくなるのも
自分の心の方がまだ熱いから
そっちにながれた熱が自分もさます。

同じ要領だと思う。

特別熱くもないし飽和もしてなくて
だからといって
冷めてるわけじゃないひとが
基準になって
誰かと誰かが対峙したときに
微妙な温度差同士ならいい感じに解け合って
自然と同じ温度になれば問題ないし、
対して自分のこころに変化も起きない。
ほとんどの人は基本的に同じ温度で
希にいる温度の高い人間と対峙すると
よくもわるくも影響を受ける。
また希にいる温度の低い人と対峙するときも
よくもわるくも影響を受ける。

心の温度。
流れていく方向は
必然的に決まってるんじゃないかな。

要はなにごとも冷めてたらまわりも冷める。
なにごとも熱くなればみんなあつくなってくる。
そういうもんだと思う。

POSTED @ 2004.05.26 | Comment (0) | Trackback (0)

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  • 自己紹介:1980年1月9日生まれ。どこからを趣味と呼んでいいのかは模索中。好奇心は旺盛。