Title: 夏ミカンをぶつけてみた。
この時期になるといつも自然といままで書いたものをざっと読み返す。読み返すことで自分の歩いてきたことや考えてきたことの過程をたどる。そしていまの自分が足踏みしてないことに安心をしたり、時間のなさに焦ったり、自分の小ささを反省したりする。
リベラルとか保守とか。自分らしさとか、誇りとか、プライドとか、かっこいいとか。
そんなものに頑なな自分の言葉を読み返してみて、ここ数年で自分の中で変わったなと思う部分は、変わるものは守ろうとしても変わるし、変わらないものは変えようとしても変わらないと思えるようになったこと。
自分が意識的に守れてるとか保ててるなんてものはいつだってなくなるようなあやういものでしかない。それが流れでそれが移ろいでそれが出会いで別れでもあるわけで。自分がいくらがんばっても自分の中にある流れや今の自分の周りを取り囲むすべての要因をひとつづつ変えることなんてできない。
あがいてもうけいれても、最後は人間死ぬだけで、慈善事業をしてても、世界の経済を動かしてても、一人でもたくさんの人に囲まれてても、がんばってもがんばんなくても。さみしくてもさみしくなくても。
最後はたった一人ぼっちで、最後の最後に笑えるかどうかは自分次第だから、だれかに笑わせてもらわなくても、いつだってこんな自分に笑える自分でいたいと思う。
POSTED @ 2008.12.26 |
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