Title: 谷川俊太郎
ある雑誌の谷川俊太郎さんが読者の質問に答えるコーナーでの記事。
質問
どうして人間はしぬの?
わたしは死ぬのいやだよ。
追伸:これは娘(6歳)が実際に母親の私に向かってした質問です。目をうるませながらの質問でした。正直答えに困りました~
谷川俊太郎さんの答え
ぼくがお母さんだったら。「お母さんだって死ぬのいやだよ~」といいながら娘をぎゅ~っと抱きしめて一緒に泣きます。
その後で一緒にお茶をします。
あのね、お母さん。
ことばで問われた質問に、いつもことばで答える必要ないの。こういう深い問いかけにはアタマだけじゃなく、ココロもカラダもつかって答えなくちゃね。
この記事を読んで。
ほんとそうだと思った。
こういう場所にいてこういう場所で育ったのに。
アタマで答えようとした自分がいて。
アタマでは考えてもわかりようもないのに。
もっともらしいことを言ってしまうであろう自分がいる。
POSTED @ 2007.10.02 |
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